年、冬になると自転車に乗る機会がぐっと減ってしまいます。仕事柄冬は繁忙期である事、そもそも寒くて出掛けるのが億劫になる事、汗が冷えると風邪をひくので汗を掻きにくい平地に目的地が限定される事などが主な原因であります。
これじゃイカンという自覚は一応はあるのですが・・・。
でも、ま、いいや。昨年は結構乗ったしね。グランフォンド八ヶ岳も完走出来たし、清里回りで山中湖にも行ったよ。富士山もぐるりと一周したし。自分で云うのも何だけど、十分頑張った。だから1〜2ヶ月位休んだって大丈夫。プロ野球選手だってそうじゃん。そもそも決して自転車自体をやめてしまった訳ではないし、今はいわゆるシーズンオフってヤツなのさ。
早く暖かくならないかなぁ。今は寒くて乗る気がしないけど、春になったらガンガン乗るぞ〜。去年果たせなかった、軽井沢への一泊サイクリングも今年こそは是非。定番の甲州街道→大月→河口湖→山中湖→道志街道160Km周回コースも、今年は最低3回は行きたいよね。今年もやる気満々だぜ。ま、今日は寒いから出掛けないけどサ。暖かくなりさえすれば出掛けるんだけどネ。いやホント。
過去は怠け者の幻だ 未来は馬鹿者の希望だ
堀口大學の詩「現在教秘儀」からのお言葉です。今回は特段のコメントは不要でしょう。過去の実績にすがり、漠然とした未来に期待する。要するに意志が弱いのですなぁ。思い切って出掛けさえすれば、寒くたってそれなりに楽しめる事は分かっちゃいるのですが・・・。
結局のところ今日も、部屋の中でローラーを30分程ゴンゴロ回して、終わりにしちまったのでありました。駄目だねぇ。
ところで、実は私、堀口大學氏の著作を今までに読んだ事がありません。今回のネタである「現在教秘儀」という詩も、実は、読売新聞の朝刊一面のコラム「編集手帳」に引用されていたのを読んだに過ぎないのであります。今週のお言葉で取り上げさせて頂いている言霊は、全て私が実際に読了した書籍や鑑賞した映像から抜粋したモノでありますが、今回は読売新聞に掲載された記事を通じての、間接的なピックアップなのでありました。
実は「現在教秘儀」が収蔵されている詩集を特定出来ておりません。おそらくは「月光とピエロ」辺りではないかと思ってはいるのですが、何しろこの「月光とピエロ」という詩集、2,310円もするものですから、ちょっと購入を躊躇ってしまいます。ま、いずれは手に入れようとは思ってみたものの・・・、「現在教秘儀」がこの詩集に載っているという保証もありません。ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともご教示下さいまし〜。
【つづく】
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