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  今週のお言葉  

WOOP's野外鉄板6.0mm

 近、キャンプ用品に対する物欲が昂進しておりまして、座面の低い携帯用の椅子を購入したり、ミニテーブルやエアマットを手に入れたりと、歯止めが利かない状態に陥っていたのでありますが、更に鉄板に手を出してしまいました。WOOP'sの野外鉄板6.0mmであります。

 15cm×15cmの小型のモノですが厚みが6mmもあり、手にもずっしり。熱伝導率の比較的低い(逆に蓄熱性が高い)この鉄板、火の当たっている場所に関わらず、鉄板全体が均一に熱くなりますので、お肉が美味しく焼けるという訳でありますよ。

 ダッチオーブンなんかもそうですが、新品購入時は錆止め剤が塗布させている事が多く、これらを落とした上で表面に食用油を馴染ませる、いわゆるシーズニングが必要。多少面倒ではありますが、ま、購入時の儀式みたいなもんですな。

 まずは中性洗剤で錆止め剤を除去します。一旦乾かした後、オリーブオイルを薄く塗布してガスレンジで空焼きをするのです。最初は薄く煙が出て参りますが、この煙が出なくなり表面が変色してきたら一旦火を止めて鉄板を冷まします。6mm厚の鉄板は蓄熱性が思いの外高く、冷めるのには時間が掛かります。ここで()いて火傷をしないようにして下さいね。

鉄板でステーキを焼く

 冷えた鉄板に、今度はたっぷり目のオリーブオイルを塗布します。その上でキャベツの芯とか、タマネギの茶色の皮とかの、くず野菜を炒めて、鉄臭さを取ります。勿論、ここで炒めたくず野菜は食べてはいけませんよ。かなり金属臭が強いですからな。

 鉄板が冷めるのを待って再度中性洗剤でよく洗い、表面の水気を取ったらオリーブオイルを塗布して、又々空焼きです。それが冷えたら薄くオリーブオイルを塗布して新聞紙で包めば出来上がり。鉄の表面に油膜が形成されて、こびりつきにくい鉄板の完成です。こうした事前準備(シーズニング)は、ダッチオーブンでもスキレットでも、鋳鉄製の調理器具には共通の必須作業であります。

 さていよいよ鉄板を使ってみる機会がやって参りました。2月2日(土)青野原オートキャンプ場でのソロキャンプであります。この日の夕食は、ずばりビーフステーキ。普段は滅多に買う事のない、高級国産黒毛和牛を奮発致しました。焚き火に鉄板を置き、準備は完了。牛肉から出る油が踊ります。味付けは、男らしく塩胡椒だけとしたいところですが、今日は「宮のステーキソース」を持って参りましたよ。ソースは肉とは別にコッヘルで暖めておきます。

 美味しそうだね。

 福田和代著「星星の火2」(双葉社)からのお言葉です。アウトドアで頂くステーキの美味い事と云ったら!ハーフボトルで持ってきた赤ワインとも相性バッチリであります。つけあわせにパプリカを鉄板で焼いてみたところ、ステーキの肉汁と絡んで、美味いの美味くないの!嗚呼、最高!!!今回はビーフステーキでしたが、ソーセージを焼いても良し、ベーコンを炒めても良し、ミニ鉄板の使い道が、今後広がって行きそうな予感であります。今回は中々良い買い物をしました・・・。って今年に入って物欲全開だなぁ、俺。 Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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