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  ポメラを13年振りに買い換えました  

 物欲

キングジム製POMERA DM-250

 012年に購入して以来13年間も使い続けてきたポメラ DM-100。何度か修繕を繰り返しながら生きながらえさせてきたのですけれども、先日とうとう頻繁にシステムがダウンする症状が発生。筐体を開けてテスターを当ててみても通電は正常に見えますし、グラついている部品もハンダ不良もありません。ポメラには冷却ファンが搭載されておりませんから、もしかしたら永年の使用によりCPUチップ内部の短絡等が発生したのかも知れませんね。だとすれば流石(さすが)に13年前の機体ですから、メーカーの修理受付もとっくに終了していますし、部品の供給も期待出来ないでしょう。完全にお手上げであります。

キータッチは良好です

 ポメラとは事務用品メーカのキングジム社の製品で、テキスト入力に特化したマシン。大昔のワープロと酷似した機能で、ネット接続も出来ませんし、文字飾りの挿入なども不能。そもそも画面は白黒液晶ですし、マウスすら接続出来ません。まさにテキスト入力専用デバイスであります。作成したテキストデータはSDカードに格納出来る他、QRコードを介してスマホ等で読み取る事が出来ます。PCと違って蓋を開ければ素早く起動、蓋を閉じればレジュームで、まさに家電感覚で使えるガジェット。肝心の かな漢字変換システムは、性能に定評のあるATOKが搭載されていて、これは知る人ぞ知るワープロソフト一太郎の製作会社ジャストシステムズが永年に渡り提供し続けている純ジャパ(純粋ジャパニーズ)のシステムですから、MicrosoftやAppleやGoogleなどの米国製かな漢字変換システムとはモノが違います。やはり日本語変換システムは日本製に限るぜ!

 

純正アルミ製ハードケースDMC-7

元々は2010年に購入したポメラDM-20が、私とポメラの出会い。あれから実に15年間も私にとっての主力入力デバイスとして、15年以上に(わた)ってずっと使い続けてきた訳であります。そう、そして私にとってのポメラの歴史は、新しいDM-250へと脈々と続いていくのでありましょう。

 Yaszoneの記事は、最終的にはWINDOWS-PCでWEB用に加工するのですが、文章自体を考える作業は全てポメラで行ないます。ノートPCは様々な加工やネットでの調べ物などが可能ですけれども、バッテリが数時間しかもちません。しかも作業中にメールが届いたりする事もあるでしょう。しかしその点ポメラなら、ネットとは完全に隔絶されていますから集中が途切れたりする事もありませんし、フル充電から24時間連続稼働可能(!)という事もあり、バッテリ残量を気にする必要もありませんからね。

 特に今回購入した新型のポメラDM-250は、ATOKの変換精度と云い、キータッチの良さと云い、全く申し分ないのでありますよ。個人的には、もっともっとブレイクしても良さそうだと考えているのですが、意外とポメラの存在すら知らない人が多いみたい。

 私のWINDOWS-PCは、4Kモニタが4台接続されておりますから、複雑な処理、特に複数のウィンドウを開きながら行なう加工やドキュメント作成に対しては秀逸なる能力を発揮するのですが、如何(いかん)せん画面領域が広過ぎて、老眼鏡が使えないのでありますよ。画面の遠い部分と近い部分の差が大きいからなのですけれども、その点ポメラの画面は7インチのWSVGA(1024×600)ですから、老眼鏡で注視するには最適な大きさ。文章作成時に「疲れにくい」というのは重要なスペックでありますからなぁ。

 さてこのポメラDM-250、先代のDM-100のように13年も稼働させ続ける事が出来るかどうかは分かりませんけれども、一般的なPCよりも相当に寿命が長い事は確か。永く大切に使い続けようと思いま〜す。あ、ちなみに本体とともに、純正アルミ製ハードケースDMC-7も購入しましたよ。昔は移動時はアタッシュケースを使っていたのでソフトケースで十分だったのですが、最近はもっぱらナップサックばかりですので、やはり頑丈なハードケースが欲しかったという訳。アルミ製の筐体(きょうたい)は、黒いつや消し塗装が施されていて、これはこれで中々格好良いのですけれども、ちょっとオリジナル感が欲しくて、ラッカー系塗料で塗装してみました。可愛いでしょ?Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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