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  マイナンバーカードの更新について  

 徒然

 日、マイナンバーカードの更新通知の封書が届きました。カード本体の有効期限は10年だそうですから、最初に作ったのは2015年だったのですね。個人への通知開始が2015年10月から、本格運用開始が2016年1月1日ですので、結構早い段階でカードを作っていた事になります。

 今回の更新通知によると、カードの更新方法は、1.写真を添付して郵送で申請、2.QRコードに従ってスマホで自撮りをしそのまま電子申請、3.街の証明写真撮影機で写真を撮りつつQRコードに従って撮影機でそのまま電子申請、の3つ。私の場合、自撮りで上手く撮影出来る自信がなかったものですから、証明写真撮影機から電子申請する方法を選択しました。1,000円ほど掛かりますけれども、背景を無地にとか、上半身の位置とか、写真上辺と頭とのクリアランスとか、条件通りに撮影するには、相当なコツがいりますからね。

 新しいカードが最寄りの市役所に到着したら連絡が来る筈なので、市役所に出向いてアクティベーションする必要があるのですが、ところが何と!それまで概ね1ヶ月掛かるというではありませんか。カードの更新ごときで、1ヶ月とは!!一体全体どうなってるんだ!!!しかも、日曜祝日は交付出来ないとの事。運転免許センターは日曜日も開いていますぜ?

 運転免許の更新は、免許センターに(おもむ)きさえすれば数時間で終わるというのに、しかも写真も現地で撮影して貰えるというのに、マイナンバーカードの作成に概ね1ヶ月とはこれ如何(いか)に!?各自治体で作業しようとするからこうなる訳で、こうした画一的作業こそ、作業集約が効率化に繋がるのは自明ではありませんか。こうなりゃマイナンバーカードと運転免許証の共通化を強制にして、マイナンバーカードの更新は、全て運転免許センターで行い、即日交付するようににしたらどうでしょう。FeliCaチップを使用している点では全く同じなのですから、理屈から云えば即日交付は問題なく実現可能な筈。

 現在の運転免許センターでの作業は、単なる免許書き換えだけでなく、改正された道路交通法についての説明を行なったりと、いわゆる「書き換え講習」とセットになっています。マイナンバーカードの書き換え時にも同様の講習機能が実現出来るとなると、非常に質の高い行政サービスを提供出来ると思うのですがね。例えば免許不要の電動キックボードの利用の方法を説明するとか、利用可能な期間限定の行政サービスを紹介するとかね。要は現在の運転免許センターを改造して、総合IDセンター化したらどうかという話なのであります。勿論、日曜祝日も更新可能にするのは云うまでもありません。

 とにかく、更新処理に1ヶ月も掛かるようじゃ、万が一マイナンバーカードを紛失した場合、運転免許証も保険証も、機能回復までに1ヶ月以上を要する事と同義ではありませんか。その間、運転にも通院にも支障が出る訳で、これでは健全な行政サービスとは云い難いでしょう。省庁間の壁が存在する事は十分理解しているつもりですが、ここは何とか、是非とももう少し柔軟に対応して頂きたいものであります。折角、省庁間を横断的に接続する為のデジタル庁を作った訳ですからな。ま、結論から云えば、運用の制度設計があまりにもショボ過ぎるよね、って話で御座いました〜。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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