ところが最近、私のポメラ、いまいち調子がよろしくありません。キーボード裏に張り付けられていたゴムが剥がれてしまって、入力する度にカタカタと音がするようになってしまったのであります。キーボード下側の堅いプラスティック部分が、机に直接接触しているのが原因です。 堅い机と堅いプラスティックが接触する事で、ちょっと力を入れただけで、ポメラ本体が机の上を移動してしまいます。使いにくい事この上無し。野球のスパイクでコンクリの上を歩く感じと云えば、お分かり頂けますでしょうか。本体機能自体は全く問題ないにも関わらず、文字入力時に相当イライラが募る状態。こりゃ何とかしないとネ。 ちょうど、バッファロー製の1000BTのネットワークHUBのゴム製の足の予備があったので、これを両面テープでポメラのキーボード背面2カ所に張りつけてみました。オートバイのアクセルグリップの材質に似た、ねっとり吸いつく感じの直径10mmの円錐台のゴム。机をしっかり捕まえる事で滑ったりしなくなると同時に、きちんと振動が吸収出来ているのでしょう、文字入力時のカタカタ音も全くしなくなりました。 う〜む、こりゃ快適。ポリグリップ効果とでも申しましょうか。入れ歯のガタつきが治った様な気分でありますよ(注:私は入れ歯ではありません。あくまでもイメージの問題です。念の為)。デジタル的な進化ばかりを追いがちですが、それ以前に、こうしたアナログ的な機能の大切さを思い知ったのでありました〜。
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