様、いかがお過ごしですか。私はと云えば、相も変わらずアクセクと働いておりますよ。私の仕事は季節性が強く、年末年始は繁忙期のピークに当たります。と申しましても、寸暇を惜しんできちんと遊ぼうというポリシーは健在でありまして、12月13日(金)の午前中に、立川シネマシティで、映画「ゼロ・グラビティ」を観て参りました。封切り当日の午前中に行くとは、スゴい熱の入れようでしょ?
実は私、常々宇宙で働いてみたいという夢を持っておりまして、勿論それはビジョンと云うよりドリームの方の夢なのですけれど、このゼロ・グラビティは、まさにドンピシャ、私の心をわしづかみにしたのでありました。この映画は近未来の話ですらなく、今現在このような事故が起こっても全く不思議ではない、もろに現代の話なのであります。
封切り中の映画のあらすじを暴露する様な愚を犯す心算は毛頭御座いません。でもこれだけは云わせて下さい。ゼロ・グラビティの映像クオリティは非常に高く、チャチな感じなど全く無し。それどころか、もしかして全編これ実際に宇宙空間でロケしたんじゃね?、と思える程の品質であります。是非3Dでの鑑賞をオススメします。更に、ヒューマンドラマとしても一級品である事を断言しましょう。こう見えても私、年間15本以上の作品を映画館で観ているシネコン・ヘビーユーザ。更にDVDの視聴を加えれば、この一年間に視聴した作品は相当な数になります。その上で云わせて頂きますと、おそらくは、2013年に私が観た映画の中では、ゼロ・グラビティは一番の出来でありますよ。
年末年始に観てみたいもう一つの「ゼロ」は、百田尚樹原作の「永遠のゼロ」であります。私は以前から百田尚樹氏の大ファン。特に「永遠のゼロ」は氏の作品の中でも最高の傑作と呼んで差し支えありますまい。今回は、その待望の映画化であります。映画のみならず、ゼロ戦そのものにも大いに興味を持っております。所沢の航空記念公園でのゼロ戦の展示も、4月にしっかり見に行って参りましたしね。
春からずっと待ち望んでいた映画でしたので、封切り日の12月21日(土)に映画館に駆けつけたいのは山々でありました。しかし仕事が超繁忙期に入ってしまっている現在、封切り直後はおろか、このままでは年末年始の鑑賞すら叶いそうにありません。嗚呼、映画館に行けないとなると、観たい気持ちは余計に昂進してしまうもの。悶々とする心を抑えつつ、仕事に邁進するしかないのでありました・・・。
【つづく】
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