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2025年は、10月3日時点で820Km歩いております |
親友こむが亡くなって、一緒に散歩に行く事もなくなってしまったからと始めたウォーキング。そんなに真面目に毎日歩いているのではないですが、こむのお骨を入れたアルミカプセルをトレッキングポールに括り付けて、家の近所を7Km〜12Km程歩いております。
それまできちんとしたウォーキングシューズを持っていなかった私は、asics社のNOVABLAST5 Wide 002 Blackを購入し、いざ歩き始めた訳であります。こむが亡くなったのが今年の1月21日でしたから、ウォーキング開始は2月初め頃だったと記憶しています。
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asics NOVABLAST5
Wide 404 Midnight Orange Glow |
寒い頃のウォーキングは中々快適でありました。寒いのは最初の出だしだけで、歩き出せばポカポカと体が温まって参ります。Yas家の周りには多摩丘陵の林がまだ残っていて、それを縫うようなルートで歩いて行くと、何だかこむと一緒に散歩しているようで、彼女がまだ元気な頃を思い出したりしておりました。
今年の夏は観測史上有数の暑い夏だった事もあり、6月あたりから滝のような汗を掻くようになりました。仕方がないので汗よけのヘッドバンドをつけて歩くのですが、何しろ暑い!そのうち仕事が夏の繁忙期に入り、閑散期のように午前中たっぷり時間を掛ける事が出来なくなった私は、職場までの片道2Km程を歩く程度にウォーキングの規模を縮小したのでありました。
私の場合、ウォーキング時は、MapMyWalkというアプリを用いてデータを取得しています。GPSでルートを記録するのは勿論、歩行ペース、獲得標高、心拍数が自動記録され、グラフで見る事が出来る便利なツールです。こうした記録は、私の場合ウォーキングを続ける大きなモチベーションになるのであります。何しろ私は繊細な乙女座のA型でありますからなぁ(笑)。
秋分を過ぎて急に涼しくなってきて、ウォーキングを再び夏用のショートコースからフルコース(12Km)に戻しました。すると何やら足下に違和感が。靴のアウターソールがささくれ始めていて、ミッドソールとの接合が剥がれ始めているではありませんか。ミッドソールの反発力も弱くなったように感じます。よく見るとアッパーにいくつか小さな穴や解れが。短距離ではあまり気にならなかった靴のヘタリも、10Km以上の距離を歩く事で、如実に感じる事が出来るようになるようです。
ネットで調べてみますと、一般的なウォーキングシューズの寿命は500Km〜800Kmだそう。MapMyWalkの記録を見ますと既にこの靴で800Km以上歩いていて、一見まだまだ履けそうに思えるのですが、実際には替え時なのかも知れません。少なくとも道具としての旬は過ぎてしまっているのでしょう。それにしても
asics NOVABLAST5 Wide 002 Blackは一足16,500円の高級品。競技者から見ればこんな値段なんてごく普通なのかも知れませんけれども、私のような素人にとって運動靴が16,500円もする上に、8ヶ月で交換というのは、もの凄く贅沢な事に感じるのでありますよ。
無駄だ、贅沢だ、というのなら、生きていること自体が無駄で贅沢な状況といえるだろう。
森博嗣著「静かに生きて考える」(KKベストセラーズ)からのお言葉です。素人のウォーキングとは云え、1回に7Km〜12Kmを歩くとなると、きちんとした靴は必須。まだ履けそうで勿体ないけれど、思い切って新しいモノを購入する事にしました。
asics NOVABLAST5 Wide 自体はその独特のフワフワ感を大いに気に入っていて、サイズも同社の26.5cmの3Eは私の足にバッチリ適合します。特に他のシューズに惹かれている訳ではありませんし、次も同じモノを購入しようと思うのですが、流石に同じ色では面白くないでしょう。そこで今回は色違いの、asics
NOVABLAST5 Wide 404 Midnight Orange Glow を購入しました。私の場合、一応年内に1,000Km踏破を目標としておりますから、この買ったばかりの新しい
NOVABLAST5 にも大いに頑張って貰おうと考えております。
【つづく】
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