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A3で記事をプリントアウトしたら
こんなにありました。
(The Picture of this weekを除く) |
様が今ご覧になっている yaszone.jp で御座いますが、2001年9月1日に開設して以来、細々とながらも24年間途切れる事なくコンテンツをアップし続けて参りました。現在私は還暦を迎えたところ。ですから、yaszone.jp
のコンテンツ群は、私の36歳から60歳までの24年間の、壮大なる人生の記録でもある訳です。本日までの分で、「あれこれ」472話、「今週のお言葉」405話、「『やすなべ』にあるその他の特集的お話」147話、「The Picture of this week」540話。これが今後も着実に増えていく訳です。量だけで云えば、職業作家の随筆に相当するボリュームと申せましょう。
しかし私は職業的な物書きではありません。不定期に原稿の依頼を受ける事も無いではありませんけれどもね。その原稿と申しましても多くの場合私の名が出る訳ではなく、いわゆるゴーストライター的な働きであったり、秘書的なレポーティングであったり、といった程度の事。歴然としたアマチュアであります。聞くところによりますと、プロの作家には当たり前のように定期的にスランプに見舞われて、アイデアの枯渇に苦しむ事も日常茶飯事なのだそうですが、私の場合、まだ一度もそのような窮地に陥った経験はありません。ま、アマチュア故の呑気さが功を奏しているのでありましょう。
yaszone.jp のネタの源泉は大きく分けて二種類。生活の中で実際に体験した事実によるモノと、小説、新聞、ネットニュースなどの活字メディア由来のモノであります。私は普通の社会人として普通に生きているだけですので、体験した事実の数を増やす事は困難でありますけれども、活字由来の情報量は一般人としては相当なものであると自負しております。私は元々読書量だけは多く、記録(読書ノート)によるとここ5年程の平均読了数は年間100〜120冊程。情報のアウトプットの少なさに対し、インプット量が圧倒的に多い事が、アイデアの枯渇を免れている理由なのかも知れません。
枯れぬ井戸というものは、この世に存在するのだろうか。
万城目学著「ザ・エッセイ万博」(ポプラ社)からのお言葉です。一生懸命生き過ぎると自ずと限界がやってくるタイミングも早くなろうというもの。私のように呑気にノンビリと生きる姿勢が、yaszone.jp のみならず、仕事においても枯渇や限界を考えないで済む秘訣なのかも知れません。ま、結局のところ、適度なぐうたらが一番という事でありましょう。
【つづく】
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