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  今週のお言葉  

 年近くも生きて参りますと、信じられないほど常識のない行動を取る方に巡り会う事も御座います。え?それ、マジで云ってるんすか?という感じ。例えばそれが子供を通じたお付き合い関係の方であったり、仕事に直接影響を及ぼす立場の方だったりしますと、どんなに軽蔑に値する相手であったとしても、そんな事おくびにも出さずに受け流すのが(つね)。私も一応大人でありますからな。バシッと関係を切るのは簡単ですが、その事により、身内や知り合いなどの大切な人に、悪影響が及ぶのは避けなければなりませんからね。

 私が小学校の頃「一年生になったら」という歌が流行りました。「一年生になったら、一年生になったら、友達100人出来るかな、100人で食べたいな、富士山の上でお握りを、パックンパックンパックンと」という歌。あの頃は、全ての知り合いと仲良くし、全員と友人関係を築く事こそ(ぜん)、という風潮が確かにありました。私自身にしても割とクラスの中心にいる子供でもありましたし、こうした教えを盲信していた記憶があります。

 社会人になってこうした考えは徐々に変化していきました。大抵の方は普通のいわゆる常識人なのですが、一定の割合で何を考えているのか分からないくらい常識の無い人というのは存在するものです。しかもこうした非常識人に限って自分は常識人であると考えていたりするもんですから余計始末が悪い。こうした、信じられないほど常識のない行動を取る方から、何らかの関係や連携を迫られる場面において、今その人を拒絶する事で直接の悪影響はなかったとしても、将来に(わた)って影響がない事が保証される訳ではないと思うと、誤魔化しつつ曖昧なまま関係を継続する事もしばしばでありました。しかしそれは私の若い時、将来に(わた)る無限の繋がりを前提としていた頃の話。60歳を目前として、私の生活にこれからどんな新しいリレーションシップの必要性が生じるというのでしょう。私とかみさんは非常に仲が良く、まさに親友同士と申せましょう。先日亡くなった犬の こむも私の大親友でありました。何人か本当に心酔する元上司や恩師、全幅の信頼を置いている友人も居ます。でも冷静に考えれば、これらを超える関係など今後も事実上存在しない事に気付きます。そうです。我々は明らかに今、人生のエンディングに向かっていて、これ以上のリレーションの広がりなどほとんど不要でしょうし、ましてや我慢してまで変なヤツと付き合う必要など全くないのです。

 軽蔑する人間とは付き合わなければいい。

 伊坂幸太郎著「マイクロスパイ・アンサンブル」(幻冬舎)からのお言葉です。もうすぐ還暦だというのに、我慢してまで変なヤツに合わせるなんてナンセンス。軽蔑する人間と無理に付き合う労力やストレスの方が無駄というモノでありましょう。嫌なヤツは一切相手にせず、これからは気の置けない仲間たちや尊敬する先輩方と楽しく過ごす事を優先しようと思いま〜す。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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