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私のPOMERA DM-100 |
ャイルディッシュである事は自覚しているのですけれども、自分の持ち物に名前を書いたり、又は他者の持ち物と区別する為のマークをつけたりという行為が、割と好きであります。子供がおもちゃにシールを貼る、アレですな。例えばこの文章の執筆に使っているPOMERA DM-100に関しましても、流石に名前は書いてありませんけれども、フロントパネルにオリジナルステッカーを貼っています。このステッカーはカッティングシートをカッターで切って自作したお気に入りのモノなのですが、ま、その話は別の機会に・・・。
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スノーピーク製アルミクッカー「焚」 |
YasZoneの原稿をスターバックスで執筆する事が割とあります。その際、例えば私と同一機種のPOMERAをお持ちの方が私の席の隣に座っている場面を想定してみて下さい。もしこうした識別可能なマークがあれば、間違われるトラブルは絶対に無いと断言出来ましょう。
こうした癖はキャンプ用品においても同様であります。キャンプ場の炊事場などで、自分のシェラカップやコッヘルが他人のモノと混じってしまったら、嫌ではありませんか。キャンプ用品は様々なメーカのモノが出回っておりますが、良い製品は皆が使いますから、全く同じメーカの全く同じ型番の物品を他の人が使っている確率は、思う以上に高いのではないかと推察されます。こうした傾向は食器類にに限らず、ガスストーブとか、ランタンとか、何でもそうでありましょう。
そこで私は、所有するアウトドアグッズに共通のマークをつけています。アルミ製の針金で表面をアルマイト加工してあるモノが百円ショップの手芸工作コーナーで売っているのをご存じでしょうか。これを巻き付ける事で、他者の持ち物とを区別する印にしているのです。塗料によるマークと異なり、薄くなったり剥がれたりする心配がありませんし、アルミですから錆びる心配もありません。一目で分かるよう、私の場合、ミドリ色で統一しておりま〜す。
こうしたちょっとした小技が、キャンプ場でのトラブルを防ぐ為の、強力な武器になり得るのであります。しかもちょっと可愛かったりして。我ながら、素晴らしいアイデアではありませんか!!
と思っているのだが、残念ながらその機会はいまのところない。
小島陽太郎著「友情だねって感動してよ」(新潮社)からのお言葉です。ま、実際、共同炊事場に食器類を置きっ放しにするような迷惑な行為は極力避けようと考えて、行動しておりますから、こうしたマークが実際に役に立った事など一度も無いのですがね。
そこはホレ、乙女座のA型特有の粘着気質とも呼べる、異常なる細かさ所以の所行でありますよ。このやり方は、実は今でも続けておりまして、新しくキャンプ用品を購入した際は、まずはイソイソと、ラジオペンチでミドリの針金を巻き付けるところから始めるのでありました。あ〜あ、それにしても、我ながら細けえなぁ。
【つづく】
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