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HTC HTL22 |
在使用しているスマートフォンは、台湾HTC社製HTL22というAndroidベースのマシンで、2014年1月に購入してから既に3年半以上経過しています。当時は十分な機能であったこの端末も、3年半も経過しますと現行機種に比べてのパワー不足はやはり否めません。この日進月歩のご時世に、我ながらよくも3年半も同じスマホを使い続けていたものであります。
機能的な問題と同時に、リチウムイオン・バッテリーの劣化も無視出来ないレベルになってきてしまいました。HTL22は基本的にバッテリー交換が出来ない機種ですので、もし仮にバッテリーの交換を望むのであれば、メーカーに送り返して作業して貰う必要があります。そこまでしても、マシンスペックが高くなる訳ではありませんから、実際のところ、そろそろ買い換え時だったと申せましょう。
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Samsung Galaxy Note8 |
先日、かみさんと立川に出掛けた折りにビックカメラに立ち寄る機会があり、その際、韓国Samsung社製 Galaxy S8+というスマートフォンを触ってみたのでありました。と申しますのも、現時点で私が欲しいと思っている機種は、このS8+の後継に当たる
Galaxy Note8でありまして、S8+とNote8は同じCPUを使う兄弟機なのであります。同一CPUを使用していると云っても、Note8は後継だけあってメモリ搭載量も多いですし、専用スタイラス(電子ペン)も採用されていて、機能的にはかなり上。勿論、私のHTC
HTL22とは比較にすらならない程の高機能であります。
Galaxy Note8は9月に米国での発売が始まったばかりで、日本国内での発売は約1ヶ月遅れて10月26日(木)の予定との事。日本特有の機能、例えばおサイフ携帯やワンセグTVなどに対応するのに、多少の開発期間が必要という事でしょう。ビックカメラで触った限りでは、兄弟機のS8+の感触は上々でした。何しろディスプレイが素晴らしい。Galaxy
Note8の国内販売開始と同時に機種変更をしようと心に決めて、その日はビックカメラを後にしたのであります。
立川駅に向かって歩き始めた途端、ヴヴっというスマホのバイブレータの短い振動を感じました。慌てて画面を見てみますと、私のスマホ、HTC HTL22がフリーズしているではありませんか。今までこんな事一回も無かったのに!電源ボタンを長押しして強制的に再立ち上げを試みますと、一見正常に立ち上がったように見えて、数分後にBluetoothドライバ不良が発生した旨の表示がなされ、再度フリーズしてしまいました。
つまりは、人生の不連続性を垣間見る一種の臨死体験ってやつだ。
森博嗣著「墜ちていく僕たち」(集英社)からのお言葉です。フリーズ直前にセーブした筈のデータが古い状態になっていたりと、データの整合性が取れていません。スマホが気絶していたという表現がピッタリでありましょう。
色々試すうちに、Bluetooth通信をOFFの状態にしておけば症状が抑えられる事が判明。取り敢えずは事なきを得ました。とは云えPCとのファイルのやりとりや、ヘッドフォンとの接続にBluetoothを使っておりました故、Bluetoothドライバを常にOFFにしておかねばならないとなると、かなり不便であるのは確かであります。
もしや新型のSamsung Galaxy Note8への機種変更の話を聞いて、HTC HTL22がへそを曲げたのかしらん。あまりの故障のタイミングの良さに驚きました。こうなれば早いところ新機種に変えたいところでありますけれども、Galaxy
Note8の国内販売開始までは、あと2週間。それまでは騙し騙しHTC HTL22を使い続けるしかなさそうです。
【つづく】
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