回、主に街乗り自転車としての使用を想定して、ファットバイクの購入に踏み切った訳でありますけれども、折角オフローダを手に入れたのだからオフロードを走らないと勿体無いよとか、ファットバイクなんて特殊なモノの前にまずは普通のマウンテンバイクでしょうとか、そもそもロードバイクも小径車も持ってるのに更にファットバイクなんてよく買ったね〜とか、皆様から実に様々なご意見を頂きました。
それぞれ全て、ごもっともなお話でありまして、その点について反論する気など一切無いのでありますが、そもそも確固たる理由を元にファットバイクを購入した訳では無く、単に欲しいと思ったから買っちまっただけなのでありますよ。
こんなゴツい自転車、今乗らなければ歳取ったら漕げなくなっちゃうだろうな、とは強く思いました。私も51歳。これからは体力も気力も落ちていくばかりでありましょう。そんな状況でファットバイクに目が行ったのも何かの縁と申せましょう。そして、こうした縁が再度訪れる保証など無いのであります。
また次をやり直せばいいとでも思っているかもしれないが、いつだって機会なんてものは一度しかないんだ。
佐久本庸介著「ドラッグカラーの空」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)からのお言葉です。勿論、借金して買わざるを得ないような金額であれば、気軽に買うという訳にはいかないでしょう。しかし小遣いの範囲内での話ならば、機会を逃す方が人生における損失のような気がするのも事実。次の機会が巡ってくるまで待てる程、もう若くないって事でありますよ。
折角手に入れたファットバイク。街乗り用途を中心に、使い倒そうと思いま〜す!!
【つづく】
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