盆休みに入ってすぐにブドウを買いに勝沼に出掛けたお話を、以前させて頂きました。夏になると自転車でブドウを買いに行くのがここ数年恒例となっております。何しろ勝沼のブドウは美味いですからなぁ。
笹子トンネルを抜けて、甲斐大和から甲府盆地に向かって降りていくと、みるみる気温が上がってくるのが分かります。中央道勝沼ICを過ぎる辺りでは気温は37℃!!体温より高いではありませんか!しかもこの気温は日陰で計測した温度ですから、直射日光でジリジリ焼かれているアスファルトは、一体全体何℃まで上がっているのでしょうか。
遮蔽物の全く無いR20甲府バイパスは地獄のような暑さです。信号待ちをしているのか、岩盤浴をしているのか分からない位。実際、歩道にバスタオルを敷いて寝ころべば、岩盤浴そのものと云っても過言ではないでしょう。
暑い、暑過ぎる。
柳美里著「ねこのおうち」(河出書房新社)からのお言葉です。盆地は暑いと云われますが、それにしても夏の甲府盆地の暑さと云ったら半端無し!!ただ単に暑いのではなく空気自体に熱がこもっている感じと申しましょうか。私の住む日野に比べて、暑さのレベルが明らかに異なります。ここまで暑いと、開き直って笑うしかないでしょう。と、文句を云いつつも、来年も再来年も、お盆休みは甲府に出掛けてしまうのでしょうな。それ程、大松園のブドウは美味なのでありました。
【つづく】
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