きなお酒は何ですかと問われれば、間違いなくウィスキーと答えるでしょう。NHKの連続ドラマ「マッサン」の放送で、巷では俄ウィスキーブームが到来しているようでありますけれども、私の場合、以前からバーボンウィスキーを好んでおりました。アーリータイムズが最も好みに合います。700mLの瓶で1,000円程度。高価なものはほとんど飲みません。こうしてみますと、我ながら安上がりな男でありますなぁ。
焼酎は元々体質に合わず全く飲みません、というより飲めません。ワインや日本酒は勧められればそれなりには頂きますけれども、銘柄に関してほとんど知識が無い状態。故に積極的に飲もうという気にはならないのでありました。
最近になってスコッチウィスキー、それもアイラ島産のシングルモルトに目覚めてしまって、ボウモア12年とかアードベック10年とか、贅沢なモノも、たま〜に口にするようになりました。深いピート臭は好みの分かれるところでしょうが、私にはドンピシャなのでありますよ。やっぱウィスキーが体質に合っているのでしょうなぁ。
世の中にはビール党の方はたくさんいらっしゃるようで、発泡酒や第三のビールまで含めますと、相当な売り上げのようであります。ところが私の場合、ビールにもあまり食指が動かないのであります。
喉が乾いていたから、一杯目は宗教的に美味しかった。
森博嗣著「フラッタ・リンツ・ライフ」（中央公論新社）からのお言葉です。いくらビールをそれほど好きでは無いといっても、運動した後や風呂上がりの一杯目が、別格の美味さである事は認めます。対して2杯目は惰性で飲むしかない程の劣化を感じるのも事実。私にとってビールは最初の一口だけで十分でありまして、故に350mLや500mLの缶は過剰に他なりません。100mL位のビール缶が発売されれば最高なのですがねぇ。
【つづく】
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