近、右肩が痛くて参っております。怪我とかそういうんじゃありません。何もしていないのに痛いのであります。特に腕を上に上げる動作がマズい。朝、枕元の目覚ましを止めようと手を伸ばした時など、あたかも亜脱臼したかのような激しい痛みに襲われるのです。
そう、いわゆる五十肩。情けないったらありゃしない。テレビCMでやっていた新生薬品の「肩用ラックル顆粒」を飲んでみましたが、全く効く気配無し。モノの本によると、五十肩は時期が来なければ治らないとの事でありますよ。私は元来、横を向いて寝る癖があるのですが、特に近頃は症状が進んでしまって寝ているだけで痛いのであります。仕方がないので枕を3段積みにして、肩に負担が掛からないようにしているのですけれども、さすがに枕3段積みともなると当然ながら首が凝る事この上無し。あ〜あ、この痛み、いつまで続くのだろう・・・。
難儀である。
川上弘美著「蛇を踏む」(文藝春秋)からのお言葉です。先ほどもシャツを着替えようとして、あまりの痛みに思わずしゃがみ込んでしまいました。はなはだ爺臭く情けないお話ではありますが、これからはこういった細かい故障を誤魔化しながら生きて行くしかないのでしょうなぁ。唯一幸いな事は、ロードバイクの運転には、さほど支障がない事。何もしなくても痛いのですから、ここは開き直って、サイクリングにでも出掛けるとしますか・・・。
【つづく】
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