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  コンパクトトールワゴンにおける信号機問題  

 

 ヨタのVOXY号から同じトヨタのROOMY号に乗り換えて、約1年が経過しました。いわゆる「コンパクト・トール・ワゴン」というカテゴリに分類されるROOMY号。8人乗りのVOXY号と比較して、随分コンパクトになりました。子供たちが独立して夫婦2人で暮らす我々にとって、この位がちょうど良い大きさであります。

 ある程度の使い勝手を考えて、いくつかの改造を施しましたが、そんな事もあって概ねROOMY号の機能については満足しております。因みに今までの主な改造箇所は以下の通り。

  1. スピーカをCarrozzeria TS-C1730S-2(17cmセパレート2ウエイ)に換装
    だって純正スピーカはVOXY号に比べて音がスカスカだったんだもの。だいぶ音質が良くなりましたよ。ホントはデッドニング(ドアの防振処理)までやると完璧なんだけど、そこまではチョットね。
  2. アイドリング・ストップをラストモードにコーディング
    アイドリングストップOFFスイッチをオンにしても、一度エンジンを停止後再始動するとアイドリングストップモードに強制的に戻ってしまう純正仕様を、最後の設定状態を保持するようソフトウエアを変更
  3. ホーンをミツバのアルファIIに換装
    何しろ純正は原付みたいな単音でしたからね。レクサスのホーンに似た音色になりましたよ。
  4. 左側のミラーをリバース対応に変更
    ギアをリバースに入れると左後ろのタイヤの状態が良く見えるように自動で下がり、ギアを戻すとミラーも元の高さに戻る仕掛け。VOXY号にはこの機能が標準装備されていて、これにすっかり慣れてしまったので、無しでは居られなくなってしまったのですよ。ROOMY号にはパノラミック・ビュー・モニタも標準装備されて居ますけれども、やはりミラーでの直視の方が安心なんだよなぁ。
  5. 車速連動ロックの導入
    車速信号を監視して時速7Kmでドアロックが自動で施錠され、ギアをパーキングに入れると開錠される仕掛け。最近の車は、CAN(Controller Area Network)で各デバイスにアクセス出来るので、ソフトウエア的な処置で機能が簡単に実装可能なのですよ。レクサスに標準装備の機能で、ちょっと羨ましいなと思ってコーディングした次第。

 これらの改造は基本的にDIYで行いました。こういう工作って楽しいんですよね。ただし改造はあくまでも事故責任でネ。

 さて、最近気になっているのは、先頭で信号待ちする際、目の前の信号が見にくい点であります。コンパクト・トール・ワゴンの宿命かも知れませんが、ハンドルからフロントガラスまではそれなりに距離があるのに、フロントガラスが極端に立ち気味な為、特に私のように座高の高い運転者は、下から覗き込むようにしないと、直前の信号が見えないことがあるのです。

 大きな交差点では交差点の向こう側にも信号が設置されていますから問題ないのですが、例えば狭い生活道路に横断歩道と信号機のみが設置されているような場合(学校の前とかに多い)だと、停止線ギリギリで停まると、運転姿勢のままだと信号機が全く見えません。

 これを確認する為だけにフロントカメラとオンダッシュモニタを装着するのも、ちょっとガチャガチャし過ぎるし、かと云って一々下から信号を覗き込むのも面倒だし・・・。

 モニタ式ルームミラーで前後切り替え出来るタイプをインストールする事も考えたのですが、鏡と違って一々近くのモニタに焦点を合わせなければならないですから、私のような老眼オヤジには、ちょっとキツいのですな。ルームミラーって頻繁に見るモノですからね。

 という訳で直前の信号が覗き込まないと見えない問題は、良い解決策を思いつくまでは、しばらく保留となりそうであります。最近、コンパクト・トール・ワゴンは流行(はやり)だし、他の人はこの問題、どう対応しているのかしらん。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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