マゾンAudibleサービスの提供が始まりました。月額1,500円でオーディオブック(朗読音源)が聞き放題というこのサービス、黎明期という事もあり、まだまだコンテンツ数が少ないのが難点ですが、アマゾンがマネージメントしている事を考えれば、今後急速にコンテンツが充実してくるのはほぼ間違いないでしょう。
私は乱読派で、毎月かなりの数の書籍を読みます。ここ最近老眼が進み、老眼鏡(壮年性近距離限定焦点合わせ困難症対応眼鏡)が無いと読書が困難なレベルではありますが、逆に眼鏡さえ有れば活字を追うのに全く問題ありませんから、今のところはAudibleサービスにお世話になる予定はありません。しかし加齢とともに活字が苦痛になっていくのは抗いようのない事実でありますし、そうなりますと、こうした朗読サービスは必須のモノになっていくでしょう。
文学作品を朗読音声で楽しむとしたら、それなりの声優さんを使って貰いたいものであります。朗読の質が、朗読者のスキルに大きく影響を受けるのは道理でありますからな。コンテンツを増やす事も確かに商売としては重要ですが、アマゾンさんには、より質の高い朗読音源の制作・提供を期待したいところであります。品質の高いものであれば、読書の代わりとしてではなく、純粋に朗読を楽しむ為に音源を購入するのもやぶさかではありませんぞ。
まだまだ始まったばかりの、アマゾンAudibleサービス。すぐに加入する予定はありませんけれども、期待を込めて、今後の動向をしっかりと見極めていこうと思うのでありました。
【つづく】
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