週、突然故障してしまったSONYの電子書籍リーダ PRS-T2 でありますが、あっという間に修理を終えて帰って参りました。修理依頼の電話をした翌日には宅配便業者がSONYからの引き取り指示に従って来訪しましたし、それから何と中二日で修理済みの機体が届きました。いやあ、最近は弱電メーカのカスタマサービスって、質が向上しているのですなぁ。昔はサービスに電話しても中々繋がらないは、繋がっても知識の無い訳の分からない奴が対応するは、修理にビックリするくらいの時間が掛かるは、しまいにゃ治ってきた筈なのにすぐに全く同じトラブルが出るはと、散々だったモノであります。いやこれはSONYの話ではなく、某PCメーカのお話なのですがね。当時はどこも、その程度のサービスレベルでありましたよ。修理なんてしないで新製品を買えよってなノリ。今は時代も変わりましたから、各社とも生き残りを賭けて必死なのかも知れませんね。
修理票を見ますと、「OSの再インストールを実施しました」と書いてあるだけ。おそらくは、メモリリークかなんかが原因で、OSの管理領域に格納されていた機体番号が上書きされてしまったのでしょう。OSの再インストールを行って工場出荷状態に戻す事で、初回電源投入時に機体のアクティベーションの処理が立ち上がります。このアクティベーションの中で、別体ROMに記録されていた機体番号をOS領域に読み込む仕掛けだと思われます。結局、工場出荷状態に戻すコマンドが一般開放されていれば、わざわざメーカ送致しなくても済んだのに。OSのアップデート自体をWEB経由でユーザに行わせるのが当たり前の時代ですから、WEB経由でのOSの再インストールの機能を提供してくれても良さそうなもんであります。
とにかく発症から一週間も掛からず復旧してホッとしました。書籍データ自身は本体内蔵メモリではなく、マイクロSDHCカードに入っておりましたし、PCにバックアップも取ってありましたから、データ復旧についての心配は無かったのですが、そもそも電子書籍リーダで本を読めない事自体がイタかった。私はブッキッシュな人間で、活字が無いと生きていけないのであります。
電子書籍リーダのメモリを見てみますと、現在読了済みのコンテンツは211冊。内訳はコミックス(漫画)54冊、書籍157冊となっています。未読の書籍は16冊。合わせますと227冊ものコンテンツがインストールされている訳でありまして、昨年の9月末に購入したばかりである事を考えますと、我ながらゾッと致します。単純に211冊を5ヶ月で割りましても1ヶ月当たり42冊ですからなぁ。一応これでも真っ当な社会人なのですがね。読書量だけ見ますと、仕事をしていないで引き籠もっている人を、遙かに凌駕している状態。未読の書籍が16冊というのも多めに感じるかも知れませんが、このペースではたった11日分のストックに過ぎないのであります。いやぁ我ながら病気っぽい程の読書量・・・。
紙の本に比べて電子書籍が割安と云っても、これだけの量のコンテンツとなりますと相当な金額になる筈。勿論、恐ろしくて、SONY READER STOREへの支払総額を計算した事などありません。電子書籍ばかりではなく、ある一定の割合については、BOOK OFFの中古品購入にリプレースしていかないと、小遣いが足りなくなる事は必至なのでありました。ふぅ。我ながら金の掛かるヤツ・・・。
【つづく】
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