年の9月に購入したSONY製の電子書籍リーダ、PRS-T2でありますが、本日、突然壊れてしまいました。現象としては、機体の固有番号が記憶域から飛んでしまった感じ。ReaderStoreから購入した書籍データには著作権保護用のチェックディジットが埋め込まれていて、私自身が購入した事を証明する仕掛けになっている筈なのですが、どうも機体番号が飛んでしまった事で突合出来なくなり、違法にコピーされたデータと判断されてしまうようなのであります。著作権が設定されていないデータは問題なく読めます。しかし購入した書籍は全て「著作権保護されたデータです」と表示され閲覧出来ない状態になってしまいました。
こりゃ参りました。私はブッキッシュな人間で、活字がないと生きていけない程。ところが近年、急速に老眼が進んでしまい、特に文庫本は老眼鏡が無いと読む気になれません。その点、電子書籍リーダなら活字の大きさを自由に設定出来ますから、眼鏡無しでも問題ないのです。しっかり読みたい本はハードカバーを購入しますが、ちょっとした軽い読み物なら電子書籍で十分ですしね。特に最近、プロジェクトXの電子書籍版にハマっていて、故障でこれらのコンテンツが読めないのは、かな〜り痛い。
ま、通常のメーカー保証に加え、3年間のワイド保証に入っていましたし、再現性が無いと云った難しい現象ではありませんから、短期間で戻ってくるとは思うのですが・・・。それにしても、一旦機器登録をしたら、それをリセットする機能が無いというのも不便な話。完全に工場出荷時の状態に戻す機能くらい付けておいて欲しいものです。自分のオペレーションミスでデータを吹っ飛ばした癖に、メーカに保証を求めるクレーマに対抗する措置なんでしょうケド・・・。あ〜あ、電子書籍リーダが使えないのは不便だなぁ。
【つづく】
「あれこれ」の目次に戻る