頭から「開発した」なんて大仰な事を書いておりますけれど、今まで通った事のない道を使ってみたら、これが中々 冬の間 おいおい、現代において昭和時代の柔道部みたいな根性論を振り回す 同時に、あまりにも高強度なルートは自転車の技術向上には訳にたたない事も承知の上。例えば鬼の和田峠なんぞ、私の場合、ペダルを回すと云うよりはヒンズースクワットに近くなってしまいますからね。でもね、それでも良いのです。だって今の私にとっては、ド根性をつける事が最優先課題なんですから。
それでは4月15日(日)の実走記録に沿って、ルートの紹介に入りましょう。万願寺基地を出て浅川CRを西に向かいます。昨夜の雨で桜の花は大方散ってしまいました。日野市立滝合小学校の土手の桜が一斉に散って、堤防上の道路はまるで花弁の絨毯を敷いたかのよう。咲いている桜も勿論綺麗ですが、散った花弁が積もっているのも美しいもんですなぁ。なんか踏むのが 八王子市役所を過ぎ 川原宿交差点を直進し恩方の集落を抜けて、程なく夕焼け小焼けふれあいの里に到着です。下界からはちょっと登っただけとは云え、おそらくは平均気温が数度違うのでありましょうなぁ。ここでは桜がまさに満開を迎えた状態でありました。大勢の花見客で結構混んでおりましたよ。 恩方第二小学校のT字路を左折します。私の大好きな下恩方の里山の道を抜け、陣馬高原下バス停まで登ってきました。いよいよここからが和田の本番です。今日は第一左ヘアピンまではインナーローを使わず頑張りましたよ。第一ヘアピンを立ち漕ぎでクリアした後は、私の場合、もう技術なんて関係なく、根性あるのみ。シッティングと立ち漕ぎを交互に織り交ぜながら、高度を稼いでいきます。滝のような汗。サングラスが曇ります。耳が遠くなってくる感じ。心拍は190台前半です。まじでこりゃ体に悪いんじゃねぇかなぁ。何とかかんとか足付き無しで登ってきました。後半はトコトコペースになっちまいましたけどね。最後の左ヘアピンをクリアすると、後はまっすぐな登りを残すのみ。峠のゲートが見えてきました。ようやくゴール!前半あんなに頑張ったのに、タイムは大して良くありません。後半ダレちゃったからねぇ。 峠の茶屋はこの日もお休みでした。いつ開いているのかなぁ。お 和田を藤野側に下っていきます。八王子側と違って道幅もあるし路面状態も良好。やはり和田峠は、八王子から登って藤野に下るのが良いようであります。 藤野北小学校の先の分かれ道を右に進みます。普段は左に進んで藤野駅を目指すのですが、今日は初めてここを右折してみました。地図によるとこちらが521号陣馬街道の本道なのですね。分岐してすぐは急な登り。心拍が上がります。林の中の静かな道です。 大きな老人ホームを右に見つつ、T字路を右折して佐野川の部落に入ります。途中、結構、急な登りも御座います。あまり頑張り過ぎないように、トコトコと高度を稼ぎます。上野原カントリークラブ、レイク相模カントリークラブとゴルフ場が続く中、多少のアップダウンはあると云え基本的には登り基調だったこの道も、レイク相模カントリークラブの先がピーク。トンネルを通って、県道33号にぶつかるまでは、しばしの下りが楽しめます。といってもすぐ着いちゃうんですけどね。 県道33号を右折。ここから甲武トンネルまではひたすら登りです。この道は高千穂遙著「ヒルクライマー」にも登場する、地元では屈指の練習コース。この日もアスリート系の方々がガシガシ登っていらっしゃいましたよ。ま、私はいつものようにトコトコとマイペースでありますがね。それにしても皆さん、気合いが入っていらっしゃいますねぇ。 一応足付き無しで甲武トンネルまで登って参りました。トコトコペーストとは云え、汗ダラダラです。和田峠の標高680mに対して、ここの標高は620m。本日第二のピークです。これで今日の主な登りは終了。基本的にここから先は下り基調となります。ね。前半ガツンガツンと登って、後半はクールダウンを兼ねた下りメインのコースって中々良いでしょ。トンネルを抜けて急な坂を下りていくと上川乗の交差点に出ました。ここで檜原街道を左折すれば標高1000mの都民の森に行けます。ここまでの走行距離は約50Km。高強度の道ばかりで今日はもう疲れてしまいましたので、ここ上川乗を右折し、檜原街道を五日市方面に向かう事にします。都民の森はまた今度ね。 檜原村役場の所の橘橋のT字路を右折します。ここを直進すると豆腐のちとせ屋経由で 都立五日市高校を過ぎ、武蔵五日市駅の手前、東町の信号を左折して、秋川街道で帰る事にします。睦橋通りで福生に出るルートは車通りが激しいですからなぁ。都立小峰公園付近で多少登るだけで、基本的には下り一辺倒であります。都立八王子北高校の辺りから道が混んでくるのさえ我慢すれば、そのまま浅川の荻原橋に出ますので橋の南詰めを左折。後は勝手知ったる浅川CRを万願寺基地に向けて進むだけであります。 総走行距離96.3Km、累積獲得標高1477m。和田も甲武トンネルも入った比較的高強度の割には、後半は下り基調で安心感があるルート。途中、里山の
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