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  今週のお言葉  

 の仕事場はビルの1階で、表の通り側はガラス張りですので、外の様子がよく見えるのですが、先日、小学校低学年のお子さんとそのお母さんたち総勢20組ぐらいが、自転車に乗って通り過ぎていきました。学校は夏休みに入ったばかりで、おそらくは「親子サイクリング」のようなイベントなのかも知れません。

 総勢20組、40名程度の自転車集団は、それなりのプロトンを形成していて、交通信号などの事を考えると、いくつかのグループに分けた方が安全なのになぁ、と考えつつ、彼らが通り過ぎるのを眺めていたのであります。

 集団が通り過ぎて5分ぐらいたって、一組の親子が前の歩道を自転車を押して戻って来ました。お子さんは声を上げて大泣きをしております。お母様のお話によると、意気揚々と親子でサイクリングに参加したまでは良かったのですが、出発後すぐにパンクしてしまって、近くに自転車屋も見つからず、仕方がなくイベント参加を諦めて、自転車を押して家に帰る途中だというのです。

 私はすぐに工具箱を取り出し、その場でパンクを直してあげました。5分程で作業は完了。私はパンク修理だけは、自転車屋並に早いのでありますよ。ついでに前後輪の空気圧を調整し、サビ気味だったチェーンに注油。甘めのブレーキを調整し、自転車は完調に戻りましたぜ。お母様が引率の先生の携帯に連絡すると、集団は野猿街道近くの公園で休憩を取りながら、この親子が追いつくのを待っていてくれるとの事。良かったじゃねぇか、坊主!

 一日一偽善。

 「高校生ボランティアアワード2026」における、さだまさし氏による開会挨拶(2026/8/4)からのお言葉です。何もしない善人よりも、何かしてくれる偽善者のほうが圧倒的に役に立つのであります。朝からお弁当を詰めて貰って、お母さんと二人で意気揚々とサイクルイベントに参加したのに、それがいきなりのパンクでトボトボと帰宅では、夏休みの思い出としては悲し過ぎるでしょう。良かった良かった。坊主、善人にならなくてもいいけど、素早くパンクを直してやれる大人になるんだぞ〜!Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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