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産みたてのアゲハの卵
直径1mm |
近、Yas家のウッドデッキのミカンの木に、頻繁にアゲハチョウが来ております。よく見ると羽ばたきながら葉っぱにお尻をチョンチョンとくっつけているではありませんか。もしや。よ〜く見てみると卵を産んでいるようなのです。今まで知らなかったのですが、アゲハチョウって、まとめて産卵するのではなく、卵を1つずつ産み付けるのですね。もしかしたら、卵が孵って幼虫になった時に、一カ所にたくさん集まっていると、食べ物(例えばミカンの葉)の取り合いになってしまいますから、それを避ける為に1つずつ産み付けているのかも知れませんね。それにしても長時間ホバリングしているという事は、鳥などの天敵に狙われやすい訳ですから、アゲハチョウもまさに命を賭けて産卵しているのですなぁ。
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孵化して一週間の幼虫 |
先日購入したデジタル・ルーペで卵を撮影してみたところ、うわぁ!綺麗に撮れていますよ!!卵のツヤ感までしっかり伝わってきます。卵の直径は実際には1mm程度ですが、拡大すると迫力満点!
すごいな、これは。
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立派な青虫に成長しました |
池井戸潤著「ハヤブサ消防団」(集英社)からのお言葉です。デジタル・ルーぺって楽しい!!ここまで高精細に撮影出来るとは!接写の虜になってしまいそうであります。
卵は一週間程で孵化し、幼虫が出現しました。体長5mm程度。なんかイメージと違う、ゲジゲジした幼虫です。ネットで確認すると脱皮を繰り返しながら、よく目にする緑色の大きな幼虫に育つのだそうです。
更に10日程経過し、幼虫は立派な青虫に成長しましたよ。なんか昔、国鉄の時代にこんな特急列車がありましたなぁ。ミカンの葉っぱをモリモリ食べております。これではミカン農家から目の敵にされてしまいそうです。ま、家のミカンの木は、食べた終えたミカンの種を鉢に撒いただけの苗木ですから、食べられても一向にへっちゃらなんですがね。
そんな事よりも、Yas家のウッドデッキにはバードフィーダが設えてあって、鳥たちがたくさん来ますから、この青虫くんが鳥に食べられないで、無事サナギになる事を祈るばかりでありま〜す。
【来週をお楽しみに】
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