在、通勤用に使っているスクータは、台湾のキムコというメーカーのもの。2ストローク100ccのエンジンは思いの外パワフルで、コンパクトな車体と相まって、通勤用としては中々Goodだったのであります。
その通勤用スクーターも今年で15年目を迎え、色々と調子が悪くなって参りました。アイドリングが維持出来ずに信号待ちでエンスト(オートマなのに!)する事も増えましたし、オイル漏れもヒドい状態です。そもそも2ストロークエンジンは環境負荷が大きく、かなり前から新車の販売は禁止になっておりますし、2ストローク用のエンジンオイルもいつまで手に入るか分からない状態。しかも、このスクータを購入したバイク屋はキムコ製品の取り扱いをやめてしまいましたから、修理部品の供給も期待出来ません。そもそも購入から15年も経ちますので、メーカーの部品保管期限をとうに過ぎている訳ですが。
今すぐ困る訳ではありませんけれども、調子が悪くなり始めた今、そろそろ次の機体の確保に動くべきかも知れません。いつ動かなくなってしまうか分からないのですから。
時間の問題だと思うよ。
ブレイディみかこ著「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社)からのお言葉です。任意保険や維持費の事を考えますと、次期機体もファミリーバイク特約範囲内の、排気量125ccまでがターゲットとなります。Yas家では私もかみさんも大型自動二輪免許を持っておりますので、道路交通法の制限の多い原付(50cc)は避けようと考えております。とするといわゆる小型自動二輪から機種選定する事になりますけれども、普通のスクータタイプが良いか(何しろ安い!)、ある程度荷物の積めるオートマ実用車両のホンダ・ベンリィ110(最大積載量60Kg!)にすべきか、はたまたマニュアルギアのカワサキZ125Proが良いか・・・。大いに迷うところであります。
既にカワサキZRX1100号(大型自動二輪)を所有しておりますので、新型機で長距離ツーリングに出掛けたりという事は考えておらず、あくまでも通勤とちょっとした買い物用途限定なので、あまり深く考えずに勢いで買っても良いのですが・・・。車両の耐用年数を15年と仮定すると、次の買い換え時期は私が70歳の頃という事になり、通勤用オートバイの購入としてはこれが最後となる公算が高いですから、それもあって中々最終的な機種選定に至らないのでありました。バイクってどれ買うか迷ってる時が一番楽しいんだけどネ。
【つづく】
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