の仕事は準夜勤と呼ぶべき勤務形態であります。午後1時に万願寺基地に出勤し、帰宅は早くても午後11時過ぎ。それから遅い夕ご飯を摂りつつ、かみさんと家カフェするというのがパターンであります。ホントはもっとゆっくり家カフェを楽しみたいのは山々でありますけれども、かみさんの勤務は朝からですし、そうそう毎晩夜更かしする訳にも参りません。
ところが水曜日は特別なのですな。かみさんは週4のパート勤務で、水曜日は仕事がお休みなのでありますよ。勿論私は水曜日も仕事でありますけれども、午前中はゆっくり二人で過ごす事が出来るのです。普段は私の役目である犬のこむぎの散歩に二人で出掛けたり、ゆったりブランチを楽しんだり、敢えて朝寝坊を楽しんだりと、水曜日の午前中は我々二人にとっては特別な時間なのであります。
ねぇねぇYasちゃん。
ん?なぁに?
じゃ〜ん、今朝はYasちゃんの大好きなハムサンド作ったんだ〜!
え、マジ?じゃ、コーヒー入れてあげようか。
うん、それでね、デザートもあるの。
へ〜スゴいじゃん。水曜日のブランチだね。
デザートどっち食べる?
じゃあねぇ、俺、ロールケーキ。
やっぱね。そう云うと思ったんだ。私はシュークリーム。
ねぇねぇYasちゃん。
なあに?
ちょっとだけロールケーキ食べてもいい?
うんいいよ。
こっちも美味しいね。
そだね。
ねぇねぇYasちゃん。
なあに?
もう一口だけ貰ってもいい?
うん、いいよ。
美味しいなぁ。私もロールケーキにすれば良かったかなぁ。
構って欲しくて仕方がない。人懐っこい、働き者の甘えん坊だ。
デビット・ゾペティ著「旅立ちの季節」(講談社)からのお言葉です。二人合わせて101歳だというのに、我ながら結構イチャイチャしたりしているのでした。ま、うちのかみさん、基本的に甘えん坊ですからな。
【つづく】
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