あれこれ memorandoms やすなべ categorized Yasの状況 activities Yasについて about Yas Yasへの連絡 contact us

  今週のお言葉  

 週今週と、リオデジャネイロ・オリンピックが開催されていて、慢性的な寝不足に陥っております。ブラジルのリオデジャネイロと東京との時差は12時間で、まさに昼夜逆転。日本時間の夜から翌朝に掛けてはオリンピックの中継が目白押しで、寝る間も無い状態であります。

 私の場合、一生懸命応援してはいても実は各競技についてほとんど知識がありません。例えばバタフライの200mの標準的なタイムも知りませんし、高飛込みの採点基準も分かりません。卓球のシングルスにおいて、11点先取制である事も恥ずかしながら今回初めて知った次第。それでも日本人が出場しているというだけで応援してしまいます。楽しいからそれで良いのです。全ての競技について精通している人など実際にはほとんど居ないでしょうし、多くの方が私と同じように、何となく応援しているのではないかしらん。

 朝の情報番組では、現時点までに日本人選手が取得したメダルの数が報告され、ハイライト場面の録画が放映されます。サマリを把握する為には、こういった番組はとても便利なのも事実。2時間以上掛かるテニスの試合やマラソン競技の、最もエキサイティングな場面だけを1〜2分間のダイジェストVTRで観る事が出来るのですからね。

 ところがここで邪魔なのがコメンテータの存在です。競技の経験者ならともかく、ルールも良く知らない癖に選手に対して技術的な批判をしたりする政治評論家や、自分が画面に映りたいばかりに選手を茶化すお笑い芸人など、観ていて不愉快になる事もしばしば。知識が無いなら無いで、私のように「凄ぇなぁ」と単純な感嘆に徹していれば良いのに。

 素人なのに、いきなり指導者みたいな顔しないでくださいよ。

 小嶋陽太郎著「おとめの流儀。」(ポプラ社)からのお言葉です。ま、ビールを飲みながらナイター中継を観ているおじさんの多くが、「俺がもし監督だったらここでこんな指示は出さないのに」と監督の采配に対する批判をしているのと、似たような気持ちなのかも知れませんがね。それにしても、聞きたくもない素人の個人的な意見を聞かねばならないのは、大いなる苦痛。予算の潤沢なテレビだからこそ、専門家を呼んできっちりと解説をして貰いたいと思うのでありました。 Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

「今週のお言葉」の目次に戻る

「やすなべの目次に戻る」

Copyright(C) by Yas/YasZone