近、急に暖かくなってきました。特に日中は半袖で十分。下手すりゃそれでも汗をかいてしまうくらいであります。季節は春から初夏へ変わろうとしていて、これからどんどん暑くなっていくのでしょう。
ところが完全には初夏になっていないのでしょうな。夜になると一気に気温が下がってしまいます。これが結構こたえるのでありました。
私の仕事はいわゆる準夜勤。お昼過ぎに出勤して帰宅は12時前になるのが普通です。自宅である程久保基地から職場である万願寺基地まではスクータでたったの10分ですから、満員電車で都心に通っている多くの方と比較すれば通勤環境としては相当恵まれている部類に入るでしょう。しかし、一日のうち最高気温の頃出勤し最低気温の頃帰宅する生活。しかもバイクでの通勤ですから、寒暖の差の大きいこの時期、何を着て出勤するかは、私にとって重要な問題なのでありました。
汗をかくほど暑かったのに、今は信じられないくらい寒かった。
森博嗣著「スカイ・イクリプス」(中央公論新社)からのお言葉です。昼間にちょうど良い服装で出勤すると、帰りは寒い思いをする羽目に陥ります。かと云って帰りに合わせてジャンバーなど羽織ろうものなら、出勤時に汗だくになってしまうのは確実。いやはや、これならいっその事、早く夏になって欲しいものであります。
【つづく】
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