節性の強い仕事をしております故、定期的に閑散期と繁忙期が巡って参ります。農業ではないんですけどね。でも種蒔きから刈り入れといった流れを考えてみますと、私の仕事のプロセスは、ちょっと農業の流れに似ているかも知れません。個人事業に過ぎませんので、大企業のようにスケールメリットを活かして作業量の平滑化を図るなど夢のまた夢。私のような零細業者にとって、忙しさの波の存在は、ある意味必然と申せましょう。
繁忙期と云えども、朝の犬の散歩には出掛けねばなりません。こむぎはペットシートに用を足す習慣がありませんので、朝晩の散歩は運動の為である以前に、排泄の機会でありますからね。
只でさえ時間に追いまくられがちな朝の時間に、犬の散歩に出たり犬猫どものご飯を用意したり、猫のトイレを綺麗にしたりといった作業をこなすのは、中々大変です。かみさんと作業を分担しながら、毎朝バタバタと作業をこなしています。
猫のゆずとみみ、犬のこむぎは、室内飼い。特にケージを用意してある訳ではなく、基本的に自由に暮らしています。程久保基地の中を自由に闊歩し、好きな場所でくつろぐ彼らは、ある意味恵まれた生活を送っていると云えましょう。人間が暮らしてもそれなりに余裕のある4LDK+ウッドデッキの程久保基地は、体の小さな彼らにとっては十分に広大な行動空間である筈。仕事に出掛ける訳でもなく、好きな時に好きな事をして過ごしている彼らを見ると、次に生まれ変わるとしたら、犬か猫でも良いなと思えます。
お前たちはノンキでいいな。
長嶋茂雄著「燃えた、打った、走った!」(講談社)からのお言葉です。あ〜あ、いくらグチを云い募っても仕方がありません。扶養家族を食わせる為に、今日も頑張って働いて参りま〜す。
【つづく】
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