も50歳。大人の男の嗜みとして、行きつけのオーセンティックなバーで一人グラスを傾ける・・・。なぁんて格好良い事をやってみたいのであります。こういう場所って、若過ぎるとちょっと嫌みになりそうですが、50歳だったらバッチリでありましょう。というか、今行かずして何時行くのだ、と云ったところ。
私とて友人と共になら、こうした場所に出入りした事も御座います。問題は「一人で」という部分。特に初めてのバーに一人で入るのって勇気が要りますよね。場慣れしていないのがバレたら恥ずかしいなとか、話し相手も居ないのにはたして間が持つのだろうかとか、そもそもどんなモノ頼むのが普通なんだろうかとか、色々とクヨクヨしてしまうのでありますよ。仕方がないよね、だって乙女座のA型なんだもの。
たいした問題じゃないのにたいした問題と思ってしまうこともたいした問題じゃないんだ。
久保田沙耶著「漂流郵便局」(小学館)からのお言葉です。そうなんです。向こうは客商売のプロフェッショナル。実際に行ってみれば、こちらが心配する事なんてきっと全く無いのです。でも、やっぱり、敷居が高いんだよなぁ。あ〜あ、我ながら小心だし。
【つづく】
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