事が夏の繁忙期に入り、自転車にはほとんど乗れておりません。梅雨の時季とも重なっておりますしね。今年も10月のグランフォンド八ヶ岳120Kmにエントリーしておりますし、本当はもうちょっと練習して、体を作っておかなきゃいけないんですが・・・。

　ま、最近は天気が不安定で、午前中は晴れていたのに午後から雷雨なんて割と普通の事。ロードバイクで出掛けて雨に降られるのは悲しいですからなぁ。かくして午前中ぐずぐずしていて出発の機会を逸し、結局お昼前頃からかみさんとデートに出掛けるという怠惰なパターンを繰り返しております。自転車に乗らないかみさんは、逆にこの状況の方がウェルカムなようですがね。

　先日もまさしくこのパターン。サイクリングに出掛ける踏ん切りがつかないまま11時になってしまって、結局かみさんと一緒に、池袋に遊びに行って参りました。サンシャインシティをぶらついて、昼間から天麩羅でビール飲んだりして、中々愉快な休日でありましたよ。勿論かみさんと2人でお出掛けするのはすごく楽しいですから、それはそれで全く問題無いのですけれども、決定的な運動不足・練習不足である事は事実。ああ、やっぱこの週末はデートじゃなくて、もっとストイックに自転車に乗っておけば良かったかなぁ。

　昨日はもうすんでしまったわ。おとといもよ。そんなこと、ごちゃごちゃ言いあってて、今日という日を無駄にするのはやめましょうよ。

　ジョーンGロビンソン著、松野正子訳「思い出のマーニー when marnie was there」（岩波書店）からのお言葉です。そうなのです。過去の行動を悔いても仕方が無いのです。そんな事より、グランフォンド八ヶ岳に向けて今後どのように体を作っていくかを考えるべきなのです。清里、小淵沢、須玉と、高原地帯を120Km巡るこのサイクルイベント、途中、海岸寺の激坂などの難所もあり、獲得標高もなかなかのモノ。今まで5回連続出場し、一応全て完走しておりますけれども、6年目となる今年はちょっとマズい感じであります。今までになく自転車に乗れておりませんからなぁ。休みの日にはきっちり自転車に乗るぞ〜！と決意だけはしてみたものの、果たしてどうなります事やら・・・。

　と申しますのも、勘の良い皆様ならもうお分かりかと存じますが、この時期に「思い出のマーニー when marnie was there」を読んだという事は、封切りされたばかりのスタジオジブリ制作の同名アニメーション映画「思い出のマーニー」の予習をしておこうという意図がある事はミエミエでありましょう。夏の繁忙期は月曜日から土曜日まで終日仕事ですので、映画を観に行くとすれば貴重な日曜日しかないという事になる訳で、かくして自転車に乗らない日々は、ダラダラと続いていくのでありました。おいおい、こんなんでグランフォンド八ヶ岳はホントに大丈夫か？

【つづく】

「今週のお言葉」の目次に戻る

「やすなべの目次に戻る」