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こんな感じで全95段!
個人レベルでは中々の数であります。 |
1ヶ月も掛かって、ようやく書庫の整理が完了致しました。一大決心の元、雑然と積み上げたままになっていた本を、著者のアイウエオ順に並べ替え、更に書店で使われているような著者名のタグを挿入したのであります。
本棚は全てカインズホーム製の白いカラーボックスで統一。ただ積み上げるだけでなく、補強金具で接続の上、転倒防止処置の為天井との間に突っ張り器具を入れて固定しました。天井の高さに合わせて3段のカラーボックスと2段のカラーボックスを組み合わせて使っております。全部で何と95段!!各段には平均的に25〜30冊の書籍が格納されております故、概算で2,500冊程の本が存在している事になります。
ここまで来ると、個人の本棚の域を越えて、ちょっとしたミニ図書館の風情であります。本を購入する事で安心し読まないで積んでおく、いわゆる蒐集タイプの方がいらっしゃると聞きますけれども、私はホレ、極度の吝嗇野郎でありますから、買った本は全て読んでおりますぜ。ひゃ〜、こうして眺めてみると、よくもこんなにたくさんの本を読んだものであります。私の場合、だいたい中学生の頃から読書癖が始まりましたので、30年以上に渡って読み続けている事になります。
さすがに雑誌は定期的に処分しますが、文庫や新書やハードカバーは捨てたり売ったりせず、ずっと保存して参りました。何回かの引っ越しを経て散逸してしまったモノや、図書館で借りて読んだ本も結構ありますから、読破量はもうちょっと多いでしょう。更に、現在の蔵書約2,500冊の他に、電子書籍リーダのメモリには約500冊の読了済みデータがインストールされております。
勿論、全てを新品で購入している訳ではありません。ブックオフのお陰でかなりの経費節減がなされています。しかし最近では、本屋に平積みされている新刊書は文庫化を待たずに買ってしまいますので、必ずしも全て中古で安く抑えている訳ではありません。しかも電子書籍については中古データは流通しておらず、全て定価ですからね。
私は幼少の頃から本屋が大好きで、誕生日に買って欲しいものある?と聞かれれば「本!」と即答するような妙な子供でありました。当然、小遣いでは到底買い切れるものではなく、しょっちゅう親にオネダリしていた記憶が御座います。「そんなに本が買いたければ、大人になって自分で稼ぐようになったら、好きなだけ買いなさい」と親に云われた通り、現在は好きなだけ買っておりま〜す(笑)。
ねぇねぇYasちゃん
なあに?
あのさ、ふと思ったんだけどさ
うん
Yasちゃんって、いつでも本読んでるでしょ
うん
毎日違う本読んでるよね
うん。だって1冊読むのに2日以上掛かる事なんて稀だもの
素朴な疑問なんだけどさ
うん
Yasちゃんって今まで本屋さんに一体いくら払ったんだろうね
え?
結構払ってると思うんだよね
う〜ん
もしかして軽自動車くらい買えちゃったりして
むむ、あながち否定出来ない点が怖い
ねぇ、ちょっと計算してみようよ
そんな恐ろしいことは、お断りだ。
森見登美彦著「美女と竹林」光文社からのお言葉です。電子書籍と合わせて3,000冊。ハードカバーと文庫の比率は7対3くらいです。中古で購入したモノもあるので正確には分かりませんけれども、えいやっと平均700円として計算すると、何と210万円!!平均800円とすると240万円!!うわ〜!VOXYが新車で買えちゃうよ。書籍費だけでもこの金額なのに、ロードバイクにつっこんだ金額を合計したら・・・・・!!!
まさに、そんな恐ろしいことは、真っ平御免のお断りなのでありました〜。
【つづく】
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