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  今週のお言葉  

 急に秋めいてきました。ついこの間まで夏だったというのに・・・。この調子では、あっという間に冬が到来する事になりそうであります。

 私の場合、冬と云えばローラー台の季節。いやいや別に冬になると急にストイックに練習に励むという訳ではありません。むしろ逆。寒さ故に外に出るのが面倒になってしまうのであります。

 愛車ピンクちゃんは仕事場に置いてある為、サイクリングに出掛けるには、一旦スクータに乗って仕事場に行き、その上で自転車に乗り換える必要があります。このスクータでの移動が億劫なのでありますよ。特に冬は寒くて寒くて中々移動する気になりません。自転車に乗り始めればすぐに暖まるのは分かっているのですが・・・。オートバイは近距離でも体が冷え切ってしまいますからねぇ。

 そこでローラー台の登場です。ローラー台にはピナレロ号が常時設置されており、しかも自宅に置いてありますから、オートバイでの移動の必要が無いのです。勿論ストイックな意図など全くありませんよ。自転車には乗りたいものの単に寒くて出掛けるのが億劫というだけですので、負荷は最軽で、もがく訳でもなく、DVDを観ながらダラダラと漕ぐのみであります。逆に夏の間は、ほとんどローラー台を使いません。やはり疑似的なモノではなく、実際にサイクリングをした方が何倍も楽しいですからねぇ。

 ところが自転車雑誌を読みますと、ローラー台を使って高心拍練習をきっちりこなしている方は、意外に多いようなのです。そしてそういう方の中には、「実際のサイクリングでは周りの交通状況に注意しなければならないが、ローラー台は「もがき」に集中出来るから、どちらかというと実走よりもローラー台の方が好き」と仰る方すらいらっしゃるではありませんか!

 努力が苦にならない事が才能なのだ。

 野中(ひいらぎ)著「ひな菊とペパーミント」(講談社)からのお言葉です。いやあ、私とて体を動かす事はそれなりに好きですけれども、流石にここまでストイックに練習する気には到底なれません。速くなる為にこういう練習が必須だとしたら、別に速くならなくても良いもんね、という気にすらなる位。

 元々貧脚な上、しかも努力する事が嫌いなヘニョピリン野郎である私は、肉体的にも精神的にも自転車に対する才能に欠けている訳ですが、別に選手を目指している訳でもなし、楽しいからまあ良いや、と開き直るしか無いのでありました。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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