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  今週のお言葉  

 思い起こしてみますと、ネット上のひょんなやり取りをきっかけに、突然、鬼の和田峠に集まる事になったのが、Team URIBOZ 発足の瞬間でありました。3年前の残暑の頃、平成21年9月5日の事であります。

 縁は異なもの味なもの。それまでネット上のやりとりのみで全く面識の無かったメンバと、一堂に会したあの日を境に、あたかも数十年来の知己の様な素敵なお付き合いをさせて頂けるとは、大層しあわせな事で御座います。自転車でのお出掛けだけでなく、夜の飲み会など楽しい事がてんこ盛り。今やURIBOZの方々との交流が無い世界など、想像すら出来ません。しかも更にこうしたご縁は、今も徐々に拡大中なのであります。

 数年前、ピナレロFP2号のステムベアリングの調子が悪くなり、こうした細かいメンテナンスを引き受けてくれる、ホームドクター的な自転車屋さんを探していたところ、URIBOZのともちんさんが紹介してくれたのが、立川にある自転車プロショップ、マングローブバイクスYasZone以外のサイトにジャンプしますでありました。初めて会ったマングの大将は(いか)つく、ちょっとビビりながらの訪問でしたが、技術の確かさ、誠実な物言い、理論的かつ実践的な説明に心底感服したのを覚えています。大将に心酔し全幅の信頼を置くようになるまで、大した時間は掛かりませんでした。

 この様なマングローブバイクスとの出逢いがあったからこそ、結果として愛機ピンクちゃんをオーダーするに至った訳でありまして、現在私がピンクのロードバイクに乗れているのは、元を辿ればあの3年前の和田峠でのオフ会があったからこそなのであります。

 勿論それだけではありません。そもそも当初、私はピンクちゃんの購入に中々踏み切れずにおりました。私は欲しい欲しいと大騒ぎする割には実は小心な男でありまして、だって単なる自転車が50万円なんて、普通、踏ん切りなんてすぐにはつきませんって。うじうじと悩んでいた私の背中を押してくれたのは、かみさんでありました。本日10月5日は、私どもの21度目の結婚記念日であります。かみさんとは学生時代に知り合って、同棲や遠距離恋愛を経て、そのまま結婚したのでありますが、かみさんとの出逢いがあったからこそ、巡り巡って、今、私はピンク色のロードバイクに乗っているのであります。こうした縁は、有機的かつ複雑な広がりを持っている事をつくづく思い知らされます。

 こうして出逢ったのも、何かのご縁

 森見登美彦著「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店)からのお言葉です。URIBOZから派生した自転車仲間とのお付き合いは、その後も着実に広がり続けています。我々の結婚生活も22年目に突入しました。本当に有り難いお話です。

 お読み頂いております拙文「今週のお言葉」も今回でちょうど100回目。あなたが、今この瞬間にYasZoneを訪問して下さったのも何かのご縁であります。今後もこうした有難いご縁を、一つ一つ大切にして参りたいと思います。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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