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部品をバラして、漂白剤に浸け置きします |
as家の掃除機は、ジャパネットたかたで購入したダイソンV6。コードレスのサイクロン式であります。定期的なフィルタ掃除はしているのですが、最近ちょっと臭いも気になって来ましたし、今回は一旦完全に分解し、徹底的に掃除してみる事に致しました。
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すっきり綺麗になりました |
ダイソンをお使いの方はご存じだと思いますが、ダイソン掃除機はバッテリ交換の為のプラスネジ以外、表面にはネジが出ていないので、一見、分解不能のように思えてしまいます。しかし透明なゴミカップを取り外し、モータ部とサイクロン部の繋ぎ目に僅かに見える白い2つの突起をラジペンで絞るように掴みますと円形のプラスティックストッパが外れ、モータ部を分離する事が出来るのです。外したモータ部はブロアで綺麗にした後、回転軸に注油しておきます。
サイクロン部は普通のネジではなく、トルクス・ネジ(星形の特殊ネジ)で固定されています。トルクスの大きさはM8。これを順々に外していくと、サイクロン部を完全にバラせます。
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逆手順で組み上げて出来上がりです |
完全にバラバラにされたサイクロン部は、漂白剤で漬け置き洗浄します。構造上、ここは吸い込んだ埃が複数の円錐内部で高速回転させられ、ゴミと空気を完全に分離するという事になっていますが、あくまでもそれは理論的な話。実際には、分離しきれなかった細かい埃がビックリするくらい積層しておりましたよ。
各部品は、歯ブラシを使って細かい隙間まで綺麗に水洗いし、きっちり乾燥させます。これでもう臭いも無くなりました。あれは積層した埃が原因だったのですね。もしかしたらダニの死骸など、アレルギー誘発物質も含まれていたのかも知れません。
新品のようにピカピカになった各部品を、さっきとは逆手順で組んでいきます。トルクスネジは部品の隙間の深いところで締めなくてはならないので、M8のトルクスドライバは安価な先端交換式ではなく、ストロークの長い固定式のモノがオススメです。
以前、洗濯機を分解しステンレス槽の清掃を行なった事がありました。家電製品って毎日使うモノですので、想像以上に汚れます。でも定期的な分解掃除をする事で、新品同様に戻す事が可能なのです。
分解清掃ついでにバッテリも交換し、Yas家のダイソンV6掃除機は生まれ変わりました。メーカによりますと、分解は禁止という事になっていますけれども、既に保証期間も過ぎておりますから問題ないでしょう。あ、皆様が分解する際は、あくまでも自己責任でお願いしますね。
【つづく】
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