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  カーナビデータを更新しました  

 

 を買ってちょうど3年。当時最新版だったカーナビのデータも古くなり、現実の道路との乖離(かいり)が目立つようになって参りました。しかし私の場合、全く知らない初めての道を走る機会がほとんどありませんので、道案内ツールという意味ではカーナビの地図データが多少古くても一向に痛痒を感じないのですが、VICS連動ナビによる最短旅行時間経路探索機能と到着予定時刻推測機能が使えないのは、かなり痛いのでありました。

 例えば東名高速を経由して東京都日野市の自宅に帰る場合、東名厚木ICで降りてR129を使うか、それとも海老名JCT経由で圏央道に乗るべきか、はたまた東名横浜町田ICまで行ってR16で戻るか、等の判断はとても重要であります。これらの経路は時間帯によって大きく混み具合が変わる為、選択を誤ると多大な時間を浪費してしまう事になるからです。VICS連動ナビの場合、現在の混雑状況や各区間の平均旅行時間情報を勘案の上、最短時間の経路を提示してきますから、ドライブには必須の仕組みと申せましょう。

 勿論ロードサイドの電光掲示板でも、ある程度の渋滞情報は分かります。しかしこれらは、例えば、「国道246登り厚木市内・渋滞5Km」といった具合に、渋滞の距離や区間を表しているに過ぎない事がほとんどで、この区間を抜けるのに何分くらい掛かるのか、といった旅行時間情報は、ドライバーの勘と経験から算出するしかないのが現状であります。

特に首都圏は主要な道路が網の目のように整備されていて、複数の経路が想定されますので、こうしたインテリジェントな仕掛けを使わずに最適な経路を選択する事は、プロの運転手でない限り難しいでしょう。

 東名高速上り線から圏央道海老名JCT経由で高尾方面に向かう場合、時間帯によってはジャンクションの流入路で重篤(じゅうとく)な渋滞が発生します。これは一種、設計ミスのような話で、東名から圏央道・北行きへの流入が1車線しかない事が渋滞の原因なのですが、ボトルネックがはっきりしている分、ちょっとした交通集中をきっかけに一気に渋滞が始まってしまいます。渋滞区間は1Km〜2Km程とは云え、ひどい時は通過に30分近く掛かる事もあるのです。

 VICS連動ナビによる最短旅行時間経路探索機能と到着予定時刻推測機能を活用する為には、当然の如く最新の地図データが必要です。ところがYas家のVOXY号に搭載されている地図データは新車で購入した時から一度も更新されていない約3年前のモノ。(くだん)の圏央道の厚木−高尾間については、当時、まだ建設中であった為、データに組み入れられていません。実際には圏央道は既に寒川北ICまで延び、中央道から湘南方面まで直結となっているというのに、VOXY号の地図上では、あたかも圏央道が開通していないかのようになっているのであります。

 箱根や湘南はドライブの目的地としては手頃な為、かみさんと車でお出掛けして厚木経由で帰宅する機会は割と多く、圏央道の渋滞情報が全く使えない今の状況では、折角のVICS対応ナビが宝の持ち腐れとなってしまいます。

 そこで今回、車の購入から3年が経ち初めての車検を迎えたのを機に、カーナビデータを最新版に更新する事に致しました。トヨタ純正ナビゲーションシステム2015年春版データ(2015年6月1日発売開始)をネッツトヨタに発注したのであります。データの入れ替えは極々簡単で、地図データのインストールされたSDHCカードを画面の指示に従って差し替えるだけ。価格は21,600円と中々高価でありましたが、こうした出費をケチって、折角のナビゲーションシステムの機能が使えないのでは、本末転倒ですものね。

 こうして、最新の地図データを得てVICS連動ナビのフル機能が再び使用可能となったのでありました。でも来年には新東名が圏央道と海老名南JCTで連結予定。更に2020年の東京オリンピックまでに新東名は御殿場JCTまで延伸し、完全な形で機能する事になっています。これらの工事が進むに従い、圏央道周りの車の流れは大きく変化するでしょう。そこでまた新しいデータを買う必要が出てくるに違いありません。結局、今回買ったトヨタ純正の最新版データも、いいとこ数年間程度の命に過ぎないという訳。あ〜あ、世の中お金が掛かる事ばかりだなぁ。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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