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  スバルラインは体調のバロメータ  

 

五合目下から頂上を望む。
空が青というより黒っぽく見える程の快晴。
道路脇まで積雪があります。

 今年の大型連休は雨に祟られました。自転車で出掛けたいのに出掛けられないという状況は、かなりフラストレーションが溜まるものですなぁ。仕方がなく家でDVDを観たり、上野の国立科学博物館に古代インカ展を観に行ったりして過ごしましたよ。それはそれで楽しめましたけれども、やはりサイクリングの爽快感には全然かなわないのでありました。

 連休終盤の5月5日(土)子供の日、久しぶりの快晴に心もウキウキ、車に自転車を積み込んで、河口湖を目指す事に致しました。えぇ、そうです。約1ヶ月後に開催される、マウント富士ヒルクライムレースの試走の為であります。

五合目ロータリーの様子
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 国道139号線沿いの県立ビジターセンタの無料駐車場に車を停め、自転車を組み立てます。GPSによると、ここは標高868m。これから目指す富士山五合目は28Km先。標高2305mまでひたすら登り続ける事になります。我ながらマゾヒスティックですなぁ。幸い天気が良く、頂上をくっきり眺める事が出来ます。空気がピンと澄んでいる感じ。絶好のヒルクライム日和であります。

 料金所までの直線のダラダラ坂をトコトコと登っていきます。料金所手前のドギーパークまでは、ほとんど自転車を見掛けません。おそらくは皆さん、北麓公園の駐車場からスタートしているのだと思います。それが本戦のコースでもありますしね。県立ビジターセンタから出発するとゴールの五合目まで4Km程遠くなってしまうのですが、ま、今日は練習ですから、それもまた良しとしましょう。

 料金所は渋滞しています。快晴のゴールデンウィークですからねぇ。五合目の駐車場に空きがない為、相当な待ち時間が発生している旨の放送が掛かっていました。ま、自転車には関係のない話。往復料金200円払って、いよいよ有料区間に入ります。

 料金所からは比較的急な登りです。標高1405mの一合目、標高1596mの二合目を過ぎ、右手に樹海台駐車場を見ながら、トコトコと先を目指します。以前ハンガーノックにやられて二合目で引き返すという屈辱的な経験を致しましたが、今日は中々良いペースでここまで来れました。手元のメータで平均速度は17Km/h。なんと!こりゃ夢の1時間30分ペースじゃないですか!スゴ〜い!心拍数は165bpm。心肺系にはまだまだ余裕があります。

 ところが好調なヒルクライムもここまで。標高1786mの三合目あたりで、足が疲れてきてしまいました。乳酸が溜まってきたのがハッキリ分かります。せっかく心肺系に余裕があるというのに、肝心の足が回りません。うえ〜ん。好タイムを期待していたのに〜。スピードはみるみるドロップしていきます。

 きれいに足を回せない事で余分な体力を消費し、故にギクシャクしてしまうという悪循環に陥りながらノロノロと進み、やっとの事で大沢駐車場まで登ってきました。クタクタです。と、ここでメール着信。これ幸いとそれを理由に駐車場にて一休みです。あ〜あ、足着いちゃったよ。メールはURIBOZのリロウィンさんからでした。これから和田峠にアタックする由。リロウィンさんなら相当な勢いで登るんだろうなぁ。あれ、同じくURIBOZのともちんさんからも、甲武トンネル経由で談合坂サービスエリアに到着した旨のメールが入っていましたよ。自転車で高速道路のSAってちょっと眼を引くかも。

 一休みしちゃった時点でタイム計測は無効。それにしても大沢駐車場までで既に1時間40分以上掛かっていましたから、後半のメタメタぶりがお分かり頂けるいうモノでありましょう。こりゃ今後に課題を残す形になっちまいました。これじゃ自己記録の更新はおろか、2時間を切る事すら難しい状態です。あるホームページに「スバルラインは体調のバロメータ」と書かれておりましたが、なるほどね〜。ここは激坂と呼ばれる急斜面が無い代わりにダラダラと緩斜面が続く比較的長い登りコース。体力が落ちていたり、練習不足だったりすると一発でバレてしまう訳ですなぁ。

 グダグダになりながらも何とか五合目に到着。辛かった〜。やっぱり練習不足は如実にタイムに影響しますねぇ。本戦まで1ヶ月を切った今から、効果的な練習が出来るかというとはなはだ疑問ですけれども、こうなりゃ追い込むしかないでしょう。少なくともあと1回位はスバルラインで練習しようと心に誓ったのでありました。あ〜それにしてもダメ過ぎだし。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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