日出場したグランフォンド八ヶ岳で、自分の「重さ」ってヤツを思い知りました。昨年楽に登れた坂も今年は泣きながら登る事になりましたもんねぇ。一年前の同時期に比べて約5Kgも重いとなれば、こりゃ計測誤差なんて言い訳で片付ける訳には参りません。ましてや筋肉量が増えた事による体重増では決してなく、日々の自転車練習をさぼり怠惰を貪ったツケによるモノでありますので、お腹まわりを中心に、タプンタプンになっちまったのであります。
本来は冬の間増加しちまった皮下脂肪を春から夏にかけて燃焼させる予定であったのですが、それが叶わぬまま、とうとう秋を迎えてしまいました。嗚呼、世は食欲の秋で御座います。様々な美味しいモノが旬を迎え、私を誘惑の海に誘います。
秋になったら自転車に乗らなくなっちゃうか、というとそんな事はありません。平日の午前中の自転車練習をサボりがちなだけで、休日は晴れてさえいれば、しっかりサイクリングに出掛けます。しかし、時は食欲の秋、真っ直中!サイクリングに出掛けた先で美味しいモンを食べない訳にはいかないでしょ?そもそも自転車はお腹が減りますしね。かくして消費カロリーよりも摂取カロリーの方が多いという、恐怖の「自転車に乗れば乗るほど太っていく」という現象に至るのであります。
更に、秋が深まりますにつれ、寒くなって参りますので、どうしても自転車散歩は億劫になりがち。しかも私の仕事は晩秋から冬にかけまして繁忙期に突入致します。運動不足に拍車が掛かってしまうって訳。
え?今日は椎茸を貰ったの?それを天麩羅に揚げた?美味そうじゃん美味そうじゃん。何々?お燗もつけたって?最高じゃん!言っている端からこれですからね。我慢が足りないのは分かっているのですが、いかんせん、秋は誘惑が多過ぎますってば。
ま、この歳になりますれば多少のお腹の弛みは仕方がないとしましても、この勢いで浮き輪状に成長を続けられたのでは堪ったもんじゃありません。この脂肪酸とグリセリンの負のスパイラルはどこまで続くのでありましょうか〜。あ〜あ、自制心の欠片もねぇし。
【つづく】
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