ここ5年間ほど気に入って使い続けてきた湯呑み茶碗が、先日割れてしまいました。決して高価なものではなく、その辺のスーパーで売られていたモノ。無骨で分厚く大振りなそれは、廉価ながらも私のお気に入りでありました。形あるモノは必ずいつかは壊れる運命にあります。お気に入りの茶碗が割れてしまった事をクヨクヨしても始まりません。しかし湯呑み無しの生活は考えられませんから、早々に後継の茶碗を入手する必要が御座います。 後継の目星は、実はしばらく前からついていたのであります。ともちん式パーキングブレーキの部品調達の為にアウトドアショップ・ワイルドワン 本当はこの商品は湯呑み茶碗ではなく、スタッキング・マグであります。キャンプ用品はその収納性の高さが性能を決める重要なファクタな訳ですが、スタッキング・マグとはその象徴的な品物でありまして、ちょっとずつ大きさの異なっている複数の器を、ロシアのマトリョーシカ人形よろしく重ねる事で、全体をコンパクトに収納出来るというテーブルウェアなのであります。マグというからにはマグカップがルーツなのでしょう。しかしスタッキング機能の為に持ち手は付いておらず、形としては湯呑みそのものなのでありますよ。 今回目をつけたのは、スノーピーク製スタッキングマグ「 湯呑みが割れてしまった事を受けて、「今度スーパーに行った時に適当なの買ってくるね」とかみさんが 「それってチタン製とか言い出すんでしょ?フフ。図星?欲しいんでしょ。買えば?すっごい高価いって?キャンプ用品でしょ。せいぜい3,000円くらいのもんでしょ。当たり?いいじゃん3,000円なら。チタンなら半永久的に使える訳だし。え?何でチタンだって分かったのかですって?何年夫婦やってると思ってるのよ。だいたい、あなたのその子供じみた指向なんて全てお見通しよ。どうせ既に何回かワイルドワンに通ってるんでしょ。しかもこれまで買う踏ん切りがつかなくて、スゴスゴ手ぶらで帰ってきたんでしょ。いいわ。どうせ自分で買おうとするといつまでたっても踏ん切りがつかないでしょうから、私がプレゼントしてあげる。さ。今すぐワイルドワンに行きましょ。私が行かなきゃ、また買わないで帰ってきちゃいそうだし。さ、すぐ行きましょ」 参りました〜。という訳で、めでたく新しいチタン製湯呑み茶碗を手に入れたのであります。それにしても波平よろしく家長の威厳の象徴としての大きな湯呑みであった筈なのですが、かみさんの前では丸っきり形無しの私なのでありました〜。
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