ゴールデンウィーク最終日の昨日(5月8日(日))、前日までの天気予報によると関東地方は快晴との事。しかも6月中旬並みの気温というではありませんか。これは出掛けない訳にはいきません。なまった体に鞭を入れるべく、久々のセンチュリーライドにお出掛けする事に致しました。 日野万願寺基地を出て、甲州街道を一路西へ向かいます。大月から富士吉田に上がり山中湖を経由して道志街道を戻ってくる約160Kmのルート。このルートは昨年も出掛けておりますが、あの時は記録的猛暑の中、かな~りキツかった記憶があります。今回はあの頃よりも5Kgも増量しており、更に過酷なサイクリングになるのではないかと懸念されます。 高尾を過ぎて、最初の難関、大垂水峠にさしかかりました。山は新緑に包まれ、国道とは云え涼しい風が吹いています。ごん助 いつもの事ながら、大垂水峠の速度抑制用凹凸ペイントには悩まされます。サスペンションの付いていないロードバイクでは、体がバラバラになりそうな強烈な振動に襲われるのです。ここ大垂水峠はかつてのオートバイブームの時にローリング族が出没した事で有名で、凹凸ペイントもその頃の名残でありましょう。しかしそれも25年も前のお話。最盛期は私が高校時代の頃でありまして、大垂水峠は当時一世を風靡していた「バリバリ伝説」にも登場しておりました。25年も経つというのに未だに日曜祝日は125cc以下のオートバイは通行禁止というあたり、お役所仕事を感じますなぁ。
はてさて連休最終日の甲州街道は意外な程空いております。相模湖、藤野、上野原、 実は前日の土曜日も家族サービスで河口湖に来ておりました。勿論、車でね。土曜日は天気が悪く、あいにくと富士山は拝めなかったのですが、今日はバッチリです。流石に富士吉田まで来ると、富士山も大きく見えます。 ふう。トコトコ進んでようやく山中湖に到着です。ここからも富士山が綺麗に見えます。でもあまりゆっくりしている時間はありません。既に午後2時を回っています。明るいうちの帰着を目指して、先を急ぐ事に致しましょう。
山伏峠から先は徹底して下り基調の道です。アベレージ40Km/hで下っていくと、あっと云う間に、道の駅道志に到着。道の駅道志は相変わらず盛況でありました。多くの車やオートバイが停まっています。ロードバイクの方もちらほら。以前と違うのは、奥の、豆腐屋ほたるが勢力拡大を狙っているところでありましょうか。盛んに、おからドーナツや豆乳ソフトを営業しておりましたよ。 ここで私は迷わずクレソンつけ麺を注文。美味であります。欲を言えばもう少し大盛りだったら嬉しいのになぁ。ま、大概の美味しいモノというのは、ちょっと量が足りないのでありますよ。もう少し食べたいなぁと思わせるのが、美味の秘訣の一つなのでありましょう。 道の駅道志では食後に桃ソフトクリームまで頂き、すっかり長居してしまいました。ここから先、下り基調とは云え結構アップダウンも御座います。日没を食わないようにトコトコと進んで行く事に致しましょう。 このルートは、自転車初心者の方に絶対のオススメです。大変なのは大月までの甲州街道や、富士吉田へのダラダラ登板ですから、JRと富士急電鉄を使って富士吉田までを輪行にすれば、美味しいところだけを満喫出来るのです。富士吉田から山中湖までは、林間の道で軽い登り基調、山伏峠はそれなりの斜度ですが距離が短いですし、道志街道は徹底して下り基調です。山中湖にはお洒落な立ち寄りスポットがたくさんありますし、標高1,000mからの下りはまさに爽快の一言。例えば初心者の彼女をサイクリングに誘う時など、グッドな選択だと思います。逆に間違っても初心者の奥様をつらい登りルートに連れていってはいけませんよ。二度と自転車に乗りたがらなくなる事は当然としまして、最悪の場合、弁当を作って貰えなくなるとか、小遣い減らされるとか、それはそれは、怖~い仕打ちが待っている事請け合いですぞ~。 途中、津久井湖で最後の休憩。オロナミンCロイヤルポリス(普通のオロCではなく高価い方のヤツ)でドーピングです。ここまでの走行距離は140Km。津久井湖から万願寺基地は20Km強であります。橋本を抜け、 久々のセンチュリーライド(100マイル走)でしたが、事故もなく楽しいサイクリングでした。平均22Km/hのトコトコペースでしたし、昨年の夏よりは気温が高くない分、だいぶ楽に感じましたよ。
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