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  猛暑日の山中湖行軍  

 お出掛け

 去る7月17日(土)、久々に自転車でお出掛けして参りました。しばらくサボっていましたからね。だらけた体に活を入れようという訳であります。

日本三大奇橋の一つ猿橋です。
人っ子一人居ませんでした。

 朝、日野万願寺基地を出発し、甲州街道(R20)を西進致します。この日はいつもの浅川サイクリングロードは敢えて使わず、八王子の大和田橋までは国道を行きます。朝夕のサイクリングロードは犬の散歩をする方がたくさんいらっしゃり、自転車での走行はそうした散歩の方に迷惑を掛けてしまう可能性が高いからです。


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陽が高くなってきましたので、大和田橋からはサイクリングロードに入って高尾を目指します。やはり皆さん、暑くなる前に散歩を済ませてしまおうと云う訳ですね。サイクリングロードは空いておりました。高尾からいつもの通り大垂水峠を越えて相模湖に向かいます。東京の多摩地区に生息する私にとって、この大垂水を越えるという行為は、西の方にお出掛けする際の必須の儀式であります。とばすとかなりきつい坂ですが、トコトコゆっくり登れば大した事はありません。峠とは云え、二桁国道ですからネ。

 三連休の初日という事もあり、中央道相模湖IC付近は渋滞していました。事故らないよう、しずしずと路肩を進んで行きます。中央道下りの渋滞は元八王子バス停から相模湖までである事がほとんどなので、大垂水峠を越えて相模湖ICから高速に乗ると、渋滞を回避する事が出来るのです。相模湖IC入り口付近の渋滞は、こうした渋滞の傾向をご存じの方が集中する事で発生しているのだと思われます。

 神奈川から山梨に入り上野原の町中を過ぎますと、車の数はぐっと減って参ります。 四方津(しおつ)梁川(やながわ) 、鳥沢と甲州街道をトコトコ進んでいきます。猿橋では飲み物を補給するついでに、猿橋公園におりてみました。ここは日本三大奇橋の一つと言われる橋で有名です。でも、この暑さでは仕方ないんでしょうが、猿橋には人っ子一人おりませんでした。

 程なく大月に到着です。いつもは旧道に右折して大月駅前を進むのですが、今日はトンネルを直進してR20大月バイパスに入ります。突き当たりの都留高校のT字路を左折、R139で富士吉田を目指します。大月市は東西には長いのですが南北には狭く、左折して程なく都留市に入りました。

 都留から富士吉田に掛けてはひたすら登りです。禾生(かせい)の電光掲示板によると気温は34度!暑い筈です。リニアモーターカー実験線の高架をくぐる辺りで小休止してガリガリ君を食します。やっぱり暑い日はアイスに限りますなぁ。かなり元気を取り戻して、先に進みます。

道の駅道志名物の桃ソフト。
美味であります。

 寿駅前を過ぎてY字路を左前方R139富士見バイパスに進みます。ここは周りに遮蔽物のない道で、向かい風の上り坂。しかもアスファルトの照り返しでギランギランであります。斜度的には大した事のない坂なのですが、肉体的な疲れと精神的な弱気が相まって、速度は15Km/h位まで落ちてきてしまいました。お腹も減っています。妙に体に力が入りませんし軽いハンガーノック状態のようです。こりゃ補給の必要ありですネ。富士見バイパスの終点のT字を左折したところのR138沿いのローソンに立ち寄る事にしました。このローソンの隣は青空市場のようになっていて山梨の特産品や野菜などをテントで販売しています。ここで桃を購入。ホントは箱売りなんですがおばさんにお願いしてバラで売って貰いました。 御坂(みさか)の桃だそうです。やっぱり桃は御坂に限るわな。甘〜い桃を食べて生き返りました。

 道の駅富士吉田には立ち寄らず先を目指します。ここには富士山レーダードーム館があるんですよね。学生時代に富士山頂上で拝んだレーダードームを見てみたいと思いましたが、今日は先も長いので次の機会に致しましょ。

 GPSロガーの表示によりますと、東富士五湖道路山中湖IC入り口付近は登りのピークで、しかもちょうど標高1000mです。ここからは山中湖に向かって下って行く事になります。快晴で、確かに直射日光はギラギラなんですが、標高1000mという事もあり風は意外な程ひんやりしています。下り基調の道を快適に山中湖を目指します。さっき食べた桃のお陰か、倦怠感もほとんど無くなりました。

 山中湖の北岸の道を通って、平野から道志街道(R413)に入ります。三連休の初日という事もあって、ラフォーレ山中湖までの沿道のテニスコートは人で一杯。ビクター音楽スタジオを右手に、お土産物屋のグーシーハウスを左手に見ながら、いよいよ山伏峠への登り坂に掛かります。山伏トンネルは標高1100m、対して山中湖は標高980mですから、120m上るだけです。思っていたよりもすぐにトンネルに到着しました。山伏峠ってこんなにあっけなかったかしらん。山伏トンネルからは、ひたすら下りです。標高もあって風は涼しいし、漕がなくてもグングン進むし、快適なサイクリングであります。山伏峠付近ではアジサイが満開だったのに対して、白井平付近では既に散り始めていました。この辺りは標高780m位ですからね。明らかに空気の清冽さが違うのが分かります。

 道の駅道志で一休みして、名物のクレソンつけ麺を頂きました。う〜ん、やっぱりここのつけ麺は美味しいや。食後には桃ソフトクリームを食べましたよ。やっぱここまで来たら桃ソフトでしょ。

 お腹も膨れて気分良く出発です。ここから橋本まではずっとR413を進みます。多少の登りはありますが、基本的に下り基調ですので、進みながらもどんどん体力が回復してくるのが自覚出来ます。

 津久井湖を過ぎると都会の道です。この辺りでは体力は完全に回復し、車の後ろに入って35Km/h位で流れに乗って巡航します。体力的には余力がありましたが寄り道はせず、まっすぐ帰る事にします。本当は町田のアイス工房ラッテに寄ってイタリアンジェラートを頂こうかとも思ったのですが、流石に既に5個もアイス食ってますからね。本日はラッテはキャンセルです。

 野猿街道から平山橋経由で無事に万願寺基地に帰着。走行距離はちょうど160Kmでした。特に怪我やトラブルもなく、久々の楽しいお出掛けでありました。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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