ょっと前の話なのですが、かみさんからのクリスマスプレゼントとして、デジカメを買って貰いました。先週のお話に出て参りました、多摩センターのイルミネーションを撮影したコンパクトデジカメってのがこいつの事であります。今までYasZoneのほとんどの写真は、もっぱら携帯電話のカメラを使っておりました。ところがあまりにも画質が悪い事から、自分専用のコンパクトデジカメが欲しいなと常々思っていたのであります。
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東芝BW10 |
お出掛けの際は、ニコンの一眼デジカメに300mmのAFズームレンズをつけたものを使う事が多く、こいつは画質的には全くなんにも問題ありません。いやむしろ、私の腕では機能的にはお釣りが来る程。しかし、水に弱い事、重くてかさばる事がネックでありました。特に自転車でのお出掛けには全く向きません。自転車では荷物は出来得る限り減らしたいですし、そもそも途中で雨に降られれば、それだけで高価な一眼レフカメラがオジャンですしね。
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雲台まで買っちまいました |
今回買って貰ったのは、東芝のBW10。12月4日に発売されたばかりの新型です。デジカメと云うよりはデジタルムービーと呼ぶのにふさわしい、動画撮影がメインの機械であります。フルHD画質のmp4形式での録画が可能で、媒体としてSDHCカードやSDXCカードが使えます。現在は余っていた16GBのSDHCカードを使っていますが、これだけ容量があれば通常の使用なら十分そうです。フルHD撮影で2時間半以上撮れますからね。
一応デジタルムービー機という事になっておりますので、あくまでもメインは動画撮影。静止画はあくまでオマケという位置づけであります。とはいえ静止画も5Mピクセルですから、これまた十分な画質であります。
特筆すべきは、このカメラ、水中撮影が可能という事でありましょう。水深2mまでのメーカー保証が付いております。とはいえ、あまり水中撮影する機会は無いでしょうがね。自転車で出掛けた際の突然の雨などに対しても、びくともしません。この比類無き防水性は、頼もしい限りであります。
実はこのカメラを入手してすぐに、ハンドルマウントのキットを購入しました。これを使ってカメラを自転車のハンドルに固定し、走行風景を撮影しようって訳であります。割としっかり固定は出来そうですが、何回かテストを行ない振動吸収の為のパッキンを工夫しないと、サスペンションのついていないロードバイクでは、カメラの微振動が問題になりそうです。
しかし、フルHD録画で、静止画5Mピクセルの水中カメラが2万円を切るとは、デジカメもいよいよ安くなってきましたなぁ。そういえば、昔使っていた銀塩フィルムのミノルタ・アルファ7xi、既に10年以上、全く触っておりませんよ。ポジフィルムでの撮影は綺麗に色が出るので好きなのですが、維持費を考えると銀塩フィルムは高価くて高価くて使えません。テレビにしろカメラにしろ、アナログはデジタル機器によって淘汰されちゃう運命なのでしょうなぁ。実際、カセットテープもVHSビデオもLPレコードも見掛けなくなってから久しいですしね。頭では分かってはいるのですが、ちょっと寂しい気がしないでもありません。
【つづく】
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