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 次期通勤快速バイク購入物語 (第6話:合羽をどこにしまうか策を練る篇) 

ホンダ純正オプションのフロントボックス

 だ納車されてこないベンリィ110に想いを馳せつつ、妄想は広がっていきます。例えば収納スペースの問題。一般的なスクータではシート下にヘルメットが入る位の収納スペースがあるのが普通。ところがベンリィ110はガソリンタンクの容量を稼ぐ為でしょうか、シート下が燃料タンクになっていて、合羽を入れておく場所すら存在しないのです。

 荷台にリアボックスをつければ収納の問題は一応は解決致しますけれども、折角の広い荷台が使えなくなってしまいます。これではキャンプに行けないではありませんか。そこで、合羽用にメーカー純正オプションのFRP製フロントボックスを導入する事に致しました。

 ところが当然ながらこのボックス、車体色に合わせて白しか存在しないのです。国防色の車体に白のボックス・・・。変としか云いようがありません。という訳で、この純正オプション品を納車前に入手し、国防色の塗装を施しておく事に致しました。

 まずはフロントボックスを分解します。蝶番や鍵を外してFRPの箱自身を塗装する為です。蝶番はリベットでカシメてありましたので、電動ドリルでアルミ製のリベット頭部分を破壊します。

 ここで注意を一つ。リベットの破壊は素早くやらないと摩擦熱が発生しFRPが溶けたりといったミスに繋がります。またリベットアンカーはステンレス製で堅く、これをドリルで壊すにはそれなりの時間が掛かってしまいます。表面のアルミフランジだけ吹っ飛ばせば良いのです。その為には、番手の大きい(太い)ドリルビットを使用する事、単なるドリルではなく力の強い電動インパクトドライバを用いる事、が失敗しないコツでありますぞ。

 続いて蓋の縁にハマっているラバーパッキンを外します。振動で落ちないように接着剤で固めてあるのが普通。こうしたパッキンは再生出来ませんから、思い切って引き剥がしましょう。カインズホームなどの大きなホームセンターに行けば、各種ラバーパッキンが量り売りされていますから大丈夫。

 ホワイト塗装がなされているので、#600番の耐水ペーパーで表面を荒らし、足付けをします。塗装の基本でありますな。塗料が垂れないように、少量吹いては乾かしを繰り返し、5回ほど塗り重ねれば完成です。

 まだ車両本体が届かないと云うのに、様々な準備が整って参りました。フロントボックスにはヘルメットは入りませんけれども、合羽なら楽勝で格納出来ます。鍵付きですので安心して合羽を入れっ放しに出来そうです。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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