次期通勤快速バイク購入物語 (第4話:ミリタリーテイストに決めてみろ篇 その1)
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塗装前の状態
#600の耐水ペーパーで処理済みです |
ンダ・ベンリィ110は、実用車だけあってカラーは白のみの展開。カラーバリエーションなどという考えは一切無いのであります。勿論、郵便局のように大量発注を掛ける場合は、赤などの色も特別に用意してくれるみたいですがね。
白のベンリィ110では、新聞の集金人、または外回りの銀行員にしか見えないでしょう。折角個人所有するというのに、これでは社有車みたいではありませんか。という訳で、ベンリィ110をスプレーでミリタリーティストにしてみようと思いつきました。陸上自衛隊車両のアノ色であります。
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塗装後の状態 |
程なくアマゾンでベンリィ110の外装キットが売られているのを発見しました。何と全部で12,000円。これは安い!すかさず購入しましたぜ。元々装着されているFRP外装の他に、もうワンセット購入したという事は、着せ替えセットを手に入れたと同義であります。楽しいねぇ。実物大のプラモデルだねぇ。これぞ大人のオモチャだねぇ。
納車待ちで手持ちぶさたな今、フロントカウル、フロントフェンダ、サイドカウル2枚、テールカウル2枚、サイレンサーカバーをスプレーで国防色に塗装する事に致しました。まずは塗装済みのカウル表面を#600番の耐水ペーパーで荒らします。いわゆる「足付け」と云われる作業。表面を荒らす事で塗料がよく密着するようにするのです。本来であれば完全に塗装を剥離し、プライマリ・サフェーサー(下地剤)をスプレーした上に色を乗せるのですが、今回は艶消しの国防色で、どちらかというとミリタリーライクでラフな出来上がりを狙う事もあって、足付けからの作業としました。
スプレーは、エアブラシに比べて圧倒的に圧力が足りないので、缶をお湯で暖めて内圧を上げてやります。通常の塗装ですと色を乗せた後に、極細目のサンドペーパーで水研ぎし、その上にクリア塗料を吹いてコーティング層を作るのですけれども、今回は艶消し塗装ですので、色を吹くだけでおしまいの簡単塗装でありま〜す。こうして、ベンリィ110のミリタリー化準備は着々と進みつつあるのでした。車両本体はまだ届いていないんだけどネ。
【つづく】
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