次期通勤快速バイク購入物語 (第1話:後継機種選定篇 その1)
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カワサキ Z125Pro |
在通勤に使用しているスクータ数学力号(キムコ製スーナー100)の、オイルポンプからのオイル漏れが酷く、修理不能な状態に陥ってしまいました。新品のオイルポンプが手に入らないのですから、どうにも対応のしようがありません。購入から15年が経過してメーカーからの部品供給が終了してしまいましたし、そもそも平成18年(2006年)の排ガス規制を機にツーストロークエンジンの製造自体が禁止となってしまいましたから、社外品を含めスーナー100の今後の部品供給については絶望的でありましょう。しかもマイナーな台湾製ですしね。早々に修理は諦めて、完全に動かなくなってしまう前に次の手を打った方が良さそうであります。
後継機種選定に当たって、まず候補に挙がってきたのはカワサキ・Z125Proでありました。カテゴリは小型自動二輪車。道路交通法的には、自動二輪免許が必要な代わりに原付(50cc)のような二段階右折や時速30Km縛りがありません。車両運送法的には原付二種に分類され、高速道路に入れない代わりに車検はありませんし、任意保険に関しては、独自に加入せずともZRX1100号の任意保険に付帯するファミリーバイク特約で対人対物無制限が自動設定され、維持費は非常にリーズナブルなのであります。
オートマチック・トランスミッションであるスクータは、便利ではあるのですが、運転していてつまらないと申しますか、マニュアルミッション車に比べると操る楽しみが薄い乗り物である事は否めません。次のマシンを15年程運用すると想定しますと、現在55歳ですから実に70歳まで乗り続ける計算になります。そうしますと今回の次期機種選定が、私にとっての人生最後のオートバイ購入になる可能性が高い事は明白で、それなら遠慮せず乗りたいモノに乗ろうと考えた次第なのでありました。
【つづく】
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