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  新しい自転車を手に入れろ2(第14話:ピンク号とデブ号の比較) 

国道20号大垂水峠にて

る8月6日(日)にロードバイクのピンク号がフル・オーバーホールを終えて手元に戻って参りました。作業を担当したのは、勿論、マングローブバイクスの大将であります。稼働部の徹底した分解清掃&グリスアップ及びベアリング交換、ワイヤー類の全交換を実施。ガタが出ていたペダルも交換し、塗装が剥がれている部分についてはタッチアップでの補修をして貰いました。以前から気になっていたステム部分からの異音も、完全に治りましたよ。

 マングにピンク号を預けていた約1ヶ月間、通勤ライドを中心にデブ号に乗り続けておりましたが、折角ピンク号が戻ってきましたので、調子を見る為に出掛けてみる事に致しました。行き先は山梨県の石和(いさわ)であります。

JR石和温泉駅に無事到着

 今年の夏は何か陽気がおかしくて、夏らしくない日が続いておりますが、雨の合間の晴れを狙って、8月9日(水)の朝に万願寺基地を出発しました。第一印象としては、何しろ軽い!デブ号に慣れてしまった体には、ピンク号はまるで空中を滑空しているかのように軽く感じます。この独特の、まるで浮遊しているかのような走行感を忘れていましたよ。

 続いて感じたのは、クランクの長さの違い。実測はしておりませんが、デブ号の方が明らかにクランクが長いのであります。デブ号が一蹴り一蹴りに力が入りやすいのに対し、ピンク号ではペダルを「踏む」というより「回す」事に重きを置いたセッティングである事が分かります。同様にQファクタ(左右のクランク間の幅)の違いも明らか。Qファクタの狭いピンク号の方が、膝を揃えて綺麗に漕ぎやすいのです。ピンク号とデブ号を比較する事で、両方の良い点がより明確になります。

 結局この日は、国道20号、通称甲州街道をひたすら西進。大垂水峠を越え、ダラダラと走って大月に到着。初狩から笹子までを何とか登り切り、笹子トンネルを通過。甲府盆地に下って、勝沼の大松園で例年のごとくブドウを注文し、JR石和温泉駅から輪行で戻ったのでありました。この日の甲府盆地は39度!ギラギラした「夏!」を楽しんだ一日でありました。

 久々にピンク号で100Km程走ってみて、デブ号との特性の違いがより明らかになりました。それにしても、用途に合わせてロードバイクのピンク号、ファットバイクのデブ号、折り畳み小径車のチビ号を使い分けるとは、何と豊かな生活でありましょう。実際にはこれに100ccのスクータ数学力号と、大型バイクKAWASAKI ZRX1100号とを乗り分けている訳で、二輪車フリークの私としては、特性の異なるファットバイクのデブ号の導入で、より全方位的な走行性能を手に入れた事になります。

 それにしても5台の二輪車(自転車3台、オートバイ2台)を所有するとは、我ながら贅沢な話でありますなぁ。デブ号は、所有している二輪車たちの特性の隙間を埋める存在。ピンク号との性能比較をする事で、購入して本当に良かったと再確認した次第です。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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