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  新しい自転車を手に入れろ2(第11話:携行品を考える) 

TREKのチューブ
消しゴムの大きさと比べてみて!!

ードバイクのピンク号で出掛ける際には、簡単な修理キットを必ず携行するようにしております。例えばタイヤチューブ。タイヤの細いロードバイクの場合、出先でのパンクは一定の確率で発生しますからね。修理道具の携行は、ロードバイク乗りにとって常識なのでありますよ。

 さて、ファットバイクのデブ号の場合、携行品には工夫が必要です。と申しますのも、チューブ一つとっても驚く程の巨大さ!26インチ×4.00-5.00のチューブの箱は15.5cm×10.0cm×7.5cmもあるのです。これでは携行は不可能でしょう。ま、エアボリュームを考えれば、基本的にはロードバイクに比べてパンクの確率は低いでしょうから、チューブを持ち歩く事は諦めることにします。かと云ってパンクへの対処法を持たないのも不安。さすがのファットバイクでも、釘を踏み抜けば、確実にパンクする訳ですからねぇ。

 折衷案としてパッチキットを携行する事にしました。出先でのパンクは、チューブ交換で対応するのではなく、パッチで穴を塞ぐ対応で凌ぐ事にしたという訳です。さて、ここで問題になるのが空気入れ。ファットバイクのタイヤは大きいので、フロアポンプを使っても規定値まで空気を入れるのは大変です。一応は携帯用のポンプをシートチューブに取り付けておりますが、こいつでフルに空気を入れるのは、現実的では無いでしょう。そこで、CO2レギュレータとボンベも持ち歩く事にしました。ロードバイクの700C23タイヤであれば、CO2ボンベ1本で十分に高圧にする事が出来ます。CO2ボンベは5本持つ事にしました。理論的にはこれだけあれば、1.0bar程度まで入れる事が出来る筈です。

 更に、仏式バルブの先につけて米式バルブに変換するコネクタも携行します。米式バルブに変換すれば、ガソリンスタンドやオートバイショップのコンプレッサで空気を入れる事が出来ますからね。CO2ボンベで仮充填して、最寄りのガソリンスタンドに移動の上、コンプレッサを借りようという作戦です。これが最も現実的な方法かも知れませんね。

 尚、チェーン・トラブルにも対応出来るように、携帯チェーンカッタ、シマノ10sチェーン用コネクトピン、KMC製ミッシングリンク(チェーンの接続用部品)も携行しておりますよ。これに加えて、勿論、タイヤレバーや十徳工具もサドルバッグに入れてあります。

 何しろデブ号は車体が大きく、輪行は事実上不可能ですから、如何なる場合でも自力で戻ってくる覚悟が必要。しかしこれだけの装備があれば、大概のトラブルには対応出来る筈であります。出先での立ち往生は絶対に避けたいですからね。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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