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  新しい自転車を手に入れろ2(第10話:自分色に染めてみた) 

左抜き専用ボトルケージ
アルミ製です。

事に和田(もうで)もこなし、デブ号にもだいぶ慣れてきました。すると所々気になる点も見えて参りましたよ。こうした不満を解消する為の改造も、自転車趣味の醍醐味の一つであります。ま、法外な改造費を投入するのはイタダケないにしても、ある程度の改良はマシンを使いやすくし、更に愛着まで湧いてこようというもの。

 まず第一に気になったのはハンドル幅であります。マウンテンバイクのハンドルは私にとってはかなり広く、腕が両側に広がってしまって力が入りにくいだけでなく、すぐに腕が疲れてしまうのであります。ロードバイクのピンク号も、小径折り畳み自転車のチビ号も、オートバイのZRX1100号も、全てハンドルは肩幅程度。デブ号のハンドルだけが極端に広いのであります。おそらくは雪道や泥濘(でいねい)地でハンドルを取られた際、ハンドル幅が広い方がてこの原理で動かしやすいからというのが理由かと思いますが、どうしてもこれに慣れる事が出来ません。

 そこで、ハンドルの両端を50mmずつ、合計100mm切り落とす事にしました。ハンドルの材質はアルミですので、金ノコで比較的簡単に切断出来ました。切り口をヤスリで整えて出来上がりです。これでだいぶ運転しやすくなりました〜。こうしてみますと、本来オフローダとして設計されたファットバイクにも関わらず、どんどんオンロード化が進んでいるような・・・。ま、実際の所、街乗り用途の方が多いでしょうから、私としては全く構わないのですがね。

 続いて気になったのがボトルケージです。デブ号のトップチューブは極端なスローピングになっていて、これは雪などの柔らかい路面で足を着く際、股間を強打しないようにする為と思われるのですが、この事でボトルが非常に取り出しにくくなっておりました。トップチューブとボトルの隙間が極端に狭いのであります。特に私はキャメルバッグ製の大容量ロングボトルを愛用しております故、ボトルのクリアランス問題は、より深刻でありました。

 これに関してはネットで素晴らしいな商品を発見しました。左右非対称で、斜め左からボトルを抜き差しするように設計されたボトルケージであります。シンメトリーな普通のボトルケージでは、ボトルを真上に抜き差しするしかなく、トップチューブが邪魔になってしまいますけれども、斜め左から抜ければこうした問題は解決出来ます。元々私は左手でボトルを抜き差ししますので、左アクセス方式は願ったり適ったりでありますよ。ロードバイクのピンク号のトップチューブがホリゾンタル(水平)であった為、今までボトルとのクリアランスを気にする事などありませんでした。実際にデブ号に乗ってみて気付いた次第です。

 自転車用品店をブラブラしながら、改造に関する構想を広げるのも楽しい時間であります。徐々に工夫を盛り込んでいこうと思いま〜す。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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