24倍では多少ピントが甘めになってしまう事、8倍に比べると画面が暗くなってしまう事につきましては、レンズその他の構造上の問題ですから、文句を言っても仕方がありません。単純計算で光量が9分の1に減ってしまう訳ですからね。しかし、三脚が使用出来ないのは、仕様的にちょっと残念な点であります。設計時に三脚用の雌ネジを設置するなんて、メーカにとっては簡単な事に過ぎないでしょうに。 自動手ブレ補正機能は、何クラスか上位のモデルでないと叶わず、当然のことながら、エントリモデルの NIKON Sportstar SPZ8-24×25 には搭載されていないのですが、せめて三脚用の1/4インチ雌ネジは切っておいて欲しかった。両肘を台に乗せて脇をがっちり締めれば、何とか使えるにしても、それでも手ブレの影響は大きいのです。三脚さえ使えれば、24倍ズーム機能が活かせる事は間違いないでしょう。 という訳で、三脚用の1/4インチ雌ネジを自作してみる事にしました。とは云え、私の手持ちの道具類は全てミリサイズ(JIS規格)で、インチねじを切るタップやドリルビットは持っておりません。そこで、ねじの部分はYFFSFDC製の金属製三脚用ネジアダプタ(220円)を購入。これを半径20mmのアルミ製円柱を介して双眼鏡にエポキシ系接着剤でがっちり固定し、更に周囲をエポキシパテで円錐台状に整形しました。 アロンアルファなどの瞬間接着剤は、確かに手軽ですぐに硬化するのが利点ですけれども、気化した薬液が霧状に飛んでレンズが白濁する事があるので、光学機器への使用は 接着面を広く取った事で、十分な強度が出ましたよ。これで24倍での使い勝手が格段に上がるでしょう。とは云え、実際のところ、三脚を持ち歩くのも結構な手間である事は確か。鳥の巣の様子を詳細に観察するとか、天体観測とか、容疑者の張り込み(?)とか、用途は無い訳ではありませんけどね。まあ三脚対応は、いざという時の為の機能と考える事に致しましょう。 【続きをお楽しみに】
|