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  ベンリィ号のウィンカーをLED化しました  

 

元々は丸いポワンとしたウィンカーでした

 勤快速ベンリィ号の電装工事もいよいよ最終章、ウィンカーのLED化作業です。ヘッドライトとテールライトをLED化したのに、ウィンカーだけ白熱電球というのも変な話。さあ、ウィンカーのリプレースメントにチャレンジです。

 実は我がベンリィ号は、ハザード機能を実現する為に、既にウィンカーリレーをLED対応品に交換済み。理論的にはLEDウィンカーをポン付けするだけで対応可能な筈なのですが、ちょっと気になる事が無いではありません。純正のウィンカーリレーは単純なコンデンサ+電磁石リレー式のもので、カッチン・カッチンとリレーの開閉音がするタイプでしたが新しいリレーはIC制御式で全く音がしませんから、ウィンカーの消し忘れを防止する為に電子ブザーを取り付けたのでありました。白バイについている、あの、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、というアレであります。

シャープなフォルムになりました

 これを左右のウィンカー系統に並列に取り付けた上で、ボディアースを取る事で、ウィンカーを右に出しても、左に出しても、ハザードを出しても同じように音がするように接続してあります。これは、ウィンカーのインジケータライトも同じ。ベンリィ号のウィンカーのインジケータは1つしか無く、インジケータは消し忘れを防止するだけで、右に出ているのか、左に出ているのか、それともハザードが出ているのかは分からないタイプなのです。小排気量車には良くあるパターンですね。

ゼロ系新幹線(左)と、100系新幹線(右)

 電球を光らせている場合は、電球一つが20ワット程度の大きな電力を消費するのに対し、インジケータやブザーはあまり電力を消費しませんから、その電流差を感知し、ウィンカーリレーは正常に動作致します。ところが全てのウィンカーをLEDに変更すると、ウィンカー自体の消費電力は極端に小さくなり、インジケータやブザーの電流との差が小さくなる事でウィンカーの動作を感知出来なくなってしまい、ハイフラッシャー現象が起こってしまう可能性があると予想しておりました。こうした現象が電流差何アンペア程度で発生するかはリレー回路の設計に依存しますので、実際に接続してみるまでは分からないのですがね。

 後ろの左右のウィンカーをLEDに交換したまでは正常に動作しておりましたけれども、前のウィンカーもLEDに変えたところ、ハイフラッシャー現象が現出しました。悪い予感が当たってしまった形です。こうした場合、ICウィンカーリレーがハッキリと違いが認識出来る程度の電流(1.3アンペア程度)が流れれば良いので、左右のウィンカー系統にそれぞれ9オームの抵抗器を並列に接続して、リレー回路を騙す事にしました。

 このやり方は自動車のウィンカーをLED化する場合は、割と良く使われる方法です。最近の自動車はウィンカーリレーを用いず、車全体の制御用コンピュータが直にコントロールするものがほとんど。例えばリモコンで車のロックを解除するとハザードが2回点滅したりなどの制御は、単純なウィンカーリレーでは不可能ですからね。こうしたタイプの自動車では、ウィンカーをLEDに変えるとともに消費電力が元の電球と変わらないようにウィンカーと並列に抵抗器を接続する事で、コンピュータに異常を感知させないようにするのです。

 9オームの抵抗器に12ボルト掛けると、16ワットの電力が消費されます。これだけはっきりと電流が流れれば、ICウィンカーリレーに感知して貰えるでしょう。こうした抵抗器は結構発熱しますので、プラスティック製の部品や他の配線に触れないように固定する必要があります。今回はフロントカウル内の金属製のステーに、ステンレス・タイラップで固定しました。これで熱も逃げるでしょう。

 ハイフラッシャー問題も無事解決しました。LEDウィンカーは電球式に比べて点滅にメリハリがあり、視認性も劇的に向上。特に今回は日本製のLEDを使っていて、光量も十分です。四輪車で流行のシーケンシャル式(流れるウィンカー)。丸形のポワンとしたウィンカーから、薄型のフォルムのモノに変更する事で、ぱっと見の印象もシャープになりましたよ。ゼロ系の東海道新幹線から100系の東海道新幹線に変わった感じ、と云えばお分かり頂けますでしょうか。

 日本全国探しても、実用車のベンリィ号をここまで改造している人間は稀でありましょう。視認性も耐久性も上がり、中々満足な出来の電装工事でありました。Copyright (C) by Yas / YasZone

【つづく】

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