ロナ禍第3波の襲来に対する感染防止策の一環として、昭和記念公園が12月26日から1月11日まで臨時休園しているとの事。政府の外出自粛要請や飲食店の営業時間短縮要請に合わせて臨時休園を決めたのでしょうが、あまりにもお役所的な対応過ぎてちょっと驚いてしまいました。
と申しますのも、昭和記念公園は東京ドーム35個分の広大な敷地を持つ、国が運営する都市公園で、最も三密状態とは縁遠い施設の一つ。確かに桜の時期とか、コスモスの時期とか、イチョウの黄葉の時期など、多くの観光客が詰めかけるシーズンもありますけれども、年末年始のこの時期、いわゆる見所となるようなモノは何もなく非常に空いているのです。
時短営業を強いられている飲食店経営者たちからの「なんだよ、俺たちばかりに営業自粛を押しつけて、国の施設は通常営業するんかい！」という怒りの矛先をかわすだけの目的のように感じるのは私だけではありますまい。
私は昭和記念公園の年間パスポートを所持していて、ベンチで読書したり、犬のこむぎの散歩で訪れたりと、割と頻繁に利用するヘビーユーザ。電車に乗らずともスクータで気軽に出掛けられる、数少ない三密を気にしなくて良い外出先だったのに、形式的な意味だけで長期の休園を敢行されるのは、納得がいかないというもの。
感染防止の為にあらゆる注意を払い、外食を避け、呑みにも行かず、常にマスクをし、手洗いも励行して参りました。9週間にもわたる営業自粛も含めて、自営業者としても国や東京都へ最大限の協力を惜しまずにきたというのに・・・。なんか協力した自分が馬鹿みたい。国の施設ですから、家賃の心配や従業員への給与の支払いの心配など考えた事もないのでしょうけど、こんな形式的な休業対応を取られると、怒りを通り越してもう呆れるしかないのでありました。
【つづく】
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昭和記念公園が臨時休園 
