日、VOXY号のタイヤをスタッドレスに交換しようとしたら、異様な程強い力で締めてあって、いつも使っている十字レンチで回そうとしてもびくともしません。ネジの締め過ぎに注意するのは整備の基本であるにもかかわらず、明らかに過剰な力で締め付けられています。それも全てのホイールがです。足も使って何とか全てのホイールナットを緩める事が出来ましたが、はて、今回に限って何故こんなにキツくネジが締められていたのでしょう。しかも全てのネジが・・・。
思い出しましたよ。9月頃の事です。VOXY号の左の前タイヤが僅かにつぶれ気味のように見えたので確認したところ、木ネジが刺さっていて、近所のガソリンスタンドでそのパンク修理をして貰ったのでした。確かあの時、パンク修理を担当したメカニックとは別の若い兄ちゃんが、「パンクしたタイヤだけでなく他のタイヤも増し締めしときました〜」と云っていたような・・・。
普段、タイヤの交換は自分でしますから、締め付けトルクは適正に管理されている訳ですが、今回はパンク修理というイレギュラーな処理が入ったお陰で、他人任せになってしまっていたという訳。それにしても柔道部出身の私の強力な握力と背筋力をもってしても、足を使わなければ緩まない程の締め付けって・・・。
エアインパクタのトルクを、トラック用並に設定していたと思われるのですが、それにしてもそこまで高トルクにしたらインパクタのハンマー音で気がつきそうなもの。スタンドお兄さんがバイト君だったにしても、一応メカニックな訳で、何とも酷いお話であります。ふう、スタッドボルトを折られなかっただけ良かったと考える事に致しましょう。
【つづく】
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